コンシェルジュ付きコネクティッド機能もアリ!
3つめは、夜に運転することが多い人は絶対に付けたほうがいい、高機能なハイビームのアダプティブハイビーム。メーカーによって呼び名は異なりますが、先行車や対向車、歩行者などを検知して、ハイビームを自動で調整して周囲に迷惑がかからないようにしつつ、ドライバーには最大限の視界を確保してくれるという優れモノです。
これがあると、頻繁にロービームとハイビームの切り替えをしなくていいだけでなく、標識の見落としを防いでくれたり、カーブでは先まわりして見たいところを照らしてくれるので、暗い道の運転が飛躍的にしやすくなります。
4つめは、音声でさまざまな操作が可能となる音声操作対応のコネクテッド機能。タッチパネルなどでいちいち目的地を入力しなくても、「〇〇へ行きたい」などと話しかけるだけで、自動で設定することができます。
これがあるとなにが便利かって、走り出してからでもナビ設定ができることなのです。同乗者がいれば走行中でもタッチパネルの操作をしてもらえますが、運転中にスマホやディスプレイのタッチ操作は厳禁。なので、出発する前に目的地の入力を済ませなければなりません。でも音声操作対応のコネクテッド機能があれば、会話しながらナビ設定や検索ができるので、走行中でも大丈夫。途中で行き先を変えたい場合も、スムースに変更できてノンストレスです。
また、オペレーターサービスが付けられる場合は、もっと便利なことができます。たとえば初めて行った土地で美味しいものが食べたいときには、「近くの美味しいレストランを教えてください」とお願いしたり、「赤ちゃん連れでも入れるところ」や「駐車場が広いところ」といったリクエストにも答えてくれます。
そのほかにも、急病の場合に近くの開いている病院を調べてくれたり、まるでコンシェルジュがつきっきりでサポートしてくれているような心強さ。月額の利用料がかかることがほとんどですが、現在トヨタでは新車購入から5年間は無料となるなど、太っ腹なサービスなので使わないと損です。
5つめは、PHEVやBEVなどの電動車では標準装備となっているモデルが多いですが、ぜひつけておきたいのが外部給電機能です。コンセントが付けられて、家電がそのまま使えるものや、充電口にコネクターを差し込み、そこから給電することができるものもあります。
これがあると、出かけた先で電気ポットでお湯を沸かしてコーヒーが飲めるなど、アウトドアレジャーをちょっとアップグレードできるほか、オンライン時代のワーケーション、web会議などにも便利。災害の際に停電となってしまったときも、電化製品が使えるのは頼もしい限り。万が一の備えとしても、ぜひ付けておきたい装備です。
ということで、一度使うと手放せなくなる装備や、万が一のときに「付けておいてよかった」と思える装備。ここぞというところにはお金をかけて、後悔しないようにしておきたいですね。