電気自動車の場合はエアコンで温風を出すと電費がかなり悪化
なので、冬の寒い日に暖房を使わないというガマンは、いますぐやめてOK。A/Cボタンをオフにしたまま、温かい空気を車内に送り出せばほとんど燃費に影響はないのです。あまりに厚着をしたまま身体を縮こめて運転することは、万が一の際にハンドル操作が的確にできなくなるといったリスクも高まってしまうので、できる限りモコモコの上着は脱いで運転しましょう。
ただし、電気自動車をはじめとして、エンジンの熱を利用せずに電気を使って作動させるエアコンの場合は、A/Cボタンをオフにしても燃費や電費に少なからず影響してしまいます。その場合に少しでも燃費や電費をアップするためには、シートヒーターやステアリングヒーターをうまく使い、なるべくエアコンの使用は控えめにする必要があります。電気自動車のオーナーさんのなかには、繰り返し使えるポケット湯たんぽを車内に持ち込んでいたり、ニット帽やタートルネックニット、レッグウォーマーなどで、寒さを感じやすい頭や首の部分を温めているという話を聞きました。
ガソリン価格に何重にも税金をかけていたり、トリガー条項を凍結し続ける政府には、JAFをはじめ自動車業界は再三にわたって抗議を続けています。私たちのライフラインのひとつでもあるガソリン価格が下がることを願いつつ、自分たちでも日々できることをやって乗り切りましょう。