ドアまわりにも思いやりのある装備を採用!
3つめは、ドライブ中にペットボトル飲料をお供にすることが多い、という人に嬉しいペットボトルのキャップ置きトレイ。トヨタの5ナンバーサイズミニバン、シエンタに装備されています。
運転席と助手席にあるカップホルダーは、ペットボトルだけでなくコンビニで買える紙パック飲料も入る形状となっており、その横に小さなトレイがあって、ここがペットボトルのキャップを置いておくのにピッタリなのです。
確かに、飲むたびにいちいちキャップを開けて、持ちながら飲んで、また閉めるという動作を繰り返すのは面倒だけど、キャップを開けたままだとどこかに紛失してしまいそうで不安。というときに、このトレイがあれば安心というわけですね。輸入車ではまず見かけない装備です。
4つめは、ニッサン・デイズやルークス、ミツビシekワゴンやデリカミニに装備される、車検証のためだけに作られた収納ポケット、車検証収納ボックス。これはなるほどと思った装備のひとつです。
ボディサイズに規定があるため、軽自動車の室内スペースは限られており、そのなかでどれだけ使いやすい収納スペースを確保するかがカギとなります。それなのに助手席の前にあって頻繁に使いたいグローブボックスが、車検証を入れるとほとんどそれだけで埋まってしまう。なんとかしよう、ということで生まれた装備なのだそう。車検証って、普段はほとんど使うことがないものなので、専用のポケットがあるのはいいですよね。
5つめは、高級車などにたまに装備されているのを見るアンブレラホルダーなんですが、雨で濡れたままの傘を差しても、垂れてくる水滴を外に排出する機能まであるのは、スズキ・ワゴンRくらいではないでしょうか?
これぞ日本人らしい、清潔好きな国民性を感じる機能です。場所も、後席ドアの内側先端についているので、乗り込んだら傘を畳んで最短距離でアンブレラホルダーにさすことができます。全長90cmまでの傘が収納できるようになっています。
ということで、日本人だからこそ考えついたであろう、珍しい装備をピックアップしました。今後も、どんなおもてなし装備が登場するのか楽しみです。