この記事をまとめると
■クルマ好きが思わずやりがちな他人に対して迷惑な言動や行為を7つ紹介
■昭和の時代では通用していた発言も今では嫌がられるだけでメリットがない
■記事内の項目に1つでも当てはまるようなら気をつけるべし!
その発言、煙たがられてますよ
「自覚がない」っておそろしいです。「あいつはともかく、自分はそんなはずはない」、「自分に限ってそんなことはない。ありえない!」、そう信じたいものですが、悲しいかな現実は……。
自戒の念を込めて、若者に対してじつは「クルマ好き老害」になっていないか胸に手を当てて確認したい7項目をまとめました。
1)MTに乗れないなんてクルマ好きじゃない
いわゆるステレオタイプな典型例のひとつが「MTに乗れないなんてクルマ好きじゃない」です。たしかに、MT車でなければ味わえないフィーリングやドライビングテクニックも存在します。
ちなみにAT限定免許制度がスタートしたのは1991年11月から。この時代より前に運転免許を取得したいまのアラフィフ世代以上の人にとっては「オートマしか乗れないんてダサい」という意識が根強くあるのは仕方がないかもしれません。
とはいえ、たとえばR32スカイラインGT-RのようなMTしか設定がないクルマに乗りたいならいざ知らず、「MTに乗れないんてクルマ好きじゃない」という考えはさすがに前時代的といわざるを得ません。
2)軽自動車でデートなんてありえない
こちらも典型例なステレオタイプかもしれません。たしかに、バブル期に10代後半〜20代、30代だった人たちにとっては「見栄を張ってでもいいクルマに乗る」のが是とされてきたことも事実。日頃はカツカツの生活でも、いざというときには自慢の愛車に乗ってデートに出掛け、当時のオシャレスポットに繰り出す。これこそがトレンディ(もはや死語?)という時代が確かにあったのです。
しかし、時代は変わりました。30年前にはなかった毎月のスマートフォンの支払い、音楽をはじめとするサブスクリプションサービス……などなど。固定費が増えているのです。そして軽自動車自体も性能や品質が向上し、これ1台で充分に事足りるようになりました。軽自動車に乗ってディズニーリゾートへデートに行っても恥ずかしいなんてことはありません。背伸びせず、軽自動車でデートに出掛け、支払いもワリカン。ある意味堅実になったということなのでしょう。
3)勝手に人のクルマの批評をはじめてしまう
これをやってしまったら「クルマ好き老害」認定です。「このホイールは似合わない、●●●に替えたほうがいい」とか「最上級グレードじゃないのかー、惜しいなー」や「このボディカラーは当時不人気だったんだよー」などなど。なぜか上から目線。言っている本人からすれば「良かれと思って」なんでしょうけれど。当の本人からすればいい迷惑、余計なお世話なわけです。いままで自覚がなくて、ギクリとしたそこのアナタ! 要注意です。