慣れていない人だからこそセダンに乗るべし!
教習車選びは誰がしてるのか?
教習所に用意されてる教習車の車種は、各教習所によって異なります。この教習車の選定は誰がしてるのでしょうか?
筆者が務めていた教習所では、教習所という会社組織における上層部が教習車を決めていました。また、自動車メーカーが教習車仕様として販売しているにクルマのなかから車種を選定していました。
教習所の多くは、メーカーが製造する教習車仕様のなかから教習車を選んでいると考えられます。その理由は、教習車として必要な装備が取り付けられており、改造費用をかけずに教習車を導入できるからです。
運転の基礎を学ぶためのクルマなら定番車がおすすめ
教習車として使えるよう費用をかけて改造すれば、ハッチバックやSUVなど流行のクルマを教習車として使うことができます。そのため、話題作りとして流行している車型を教習車として取り入れるという戦略も良いといえるでしょう。ただし、どのクルマであっても、運転の基礎を学ぶためのクルマであることに変わりはありません。
さまざまなクルマが教習車として取り入れられているものの、運転の基礎を学ぶことを中心に考えるのであれば、定番ボディタイプのセダンで十分だといえます。その理由は、セダン(プリウスを除く)というクルマの形は、車体の前後が運転席から見えにくく、車両感覚を掴む練習に最適だからです。そのため、セダンでの運転に慣れていれば、ハッチバックやSUVの運転が楽に感じることもあります。このようなことからも、教習車はセダンがいいといえるのではないでしょうか。