充実のレースと参加型コンテンツで楽しめること間違いなし!
競技系ではナンバー付きマシンで争われるロードスター・パーティレースIIIの北日本シリーズと、全国を転戦するジャパンツアーシリーズがここで開幕。土曜日に北日本の第1戦が行われ、日曜日にその第2戦がジャパンツアーの第1戦としても開催された。
結果は4年ぶりに参戦した26歳の石谷豪志が、いずれのレースも劇的な逆転での2連勝。全4戦の北日本ではタイトル争いを大きくリードする展開になった。
そのほか、1周のベストラップで勝負を決めるマツダファン・サーキットトライアルには35台のマツダ車が参加。総合トップはもはや指定席となった感のある森田正穂のRX-7(FD3S)で、ベストラップは1分32秒978だった。
また、150分間を無給油、さらに3回以上のピットストップで走破するマツダファン・エンデュランス(マツ耐)は、南澤拓実/石井達也組のロードスター(NCEC)が78周を2時間31分46秒で走破して総合優勝。こちらにも37台という多くのマツダ車が全国から集まった。
この3つの競技系イベントについては公式サイトが充実。参加への準備から詳細なリザルトまで掲載されているので、興味を持たれた方はぜひ一度、検索されてはいかがだろうか。
参加型のコンテンツはそれ以外にも充実。グランツーリスモ大会の成績優秀者にリアルへの参戦機会を与えているマツダだけに、eスポーツのコーナーも設置。
さらに今回、パドックの一部にジムカーナ体験のコースを特設。ここはマツダ車じゃなくても参加できるという太っ腹な対応も嬉しいポイントだった。希望者にはパーティレース出身で活躍する猪爪杏奈選手の操るロードスターへの助手席同乗や、ストレッチを含めて安全運転に役立つ「グッドドライバー・レッスン」なども実施された。
天候だけはあいにくで、初日の午後から2日目の朝にかけては雨模様。一時は霧も立ち込めて心配されたが、ファンの願いが通じたのか、次第に回復して最後は青空のもとでフィナーレを迎えた。2日間の来場者は合計4200名。昨年の2341名からは8割という大幅なプラスで、まずは大盛況となった。