富士山に朱雀……どころかくまモンにみきゃんってゆるキャラまで! 続々増える「図柄入りナンバー」の人気ランキングをチェックしてみた (2/2ページ)

これから人気が出そうなデザインも増えてきた!

 ちなみに普及率のワースト3は、世田谷、徳島、石川。世田谷は申し込み件数でもワースト1位となっています。

 さて、このデータには第3弾で導入された地域はまだ入っていないのですが、第3弾にも人気が出そうな図柄がたくさんあります。たとえば、秋田県の「秋田」ナンバーは、犬好きにはたまらない親子の秋田犬がデザインされています。栃木県の「宇都宮」ナンバーは、餃子ではなくイチゴ。これは吉と出るか凶と出るか、今後のデータが楽しみなところです。

 そして沖縄県の「沖縄」ナンバーは、再建中の首里城とシーサーが力強く描かれており、とても素晴らしいデザイン。首里城復興に向けて、気持ちをひとつにすることができそうです。

 すべての図柄のなかでもっともセンスの良さを感じさせるのは、京都府の「京都」ナンバーではないでしょうか。プレートの面積をめいっぱい埋めるのではなく、白い余白を残しながらも、花紋様で天橋立と五重塔をデザインする、奥ゆかしさ。グラデーションとなっている色合いも、どこか着物をイメージさせるような雅な雰囲気で、クルマを上品に見せてくれそうです。

 これからもっともっと、「つけたい」と思えるようなご当地ナンバープレートが登場することを期待します。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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