オープンですらない「ロードスター」も存在! でも走りが楽しけりゃOK! 2代目NB型マツダ・ロードスターの自由すぎる特別モデル4台 (2/2ページ)

ロードスターのコンセプトを覆すようなクーペやターボも存在!

ロードスタークーペ(2003年)

 屋根が開くことがアイデンティティであるロードスターをクローズドクーペとしてしまったこの車両は、マツダ車の特装車などを手がけるマツダE&Tの少量生産技術の活用によって実現した受注生産モデル。

 1.6リッターエンジンを搭載するベースのクーペモデルのほか、1.8リッターのRSをベースとした「Type S」、伝統的なレースカーを想わせるオーセンティックデザインを持つ「Type A」、おちつきのあるエレガントなデザインの「Type E」が用意され、Type Aは200台、Type Eは150台の限定販売となっていた。

 ただ、ベースのロードスターよりも高額だったこともあってか、クーペモデルはすべて合わせても200台以下の台数しかデリバリーされなかったといわれ、かなりレアなモデルとなっている。

ロードスターターボ(2003年)

 現時点では日本向けにメーカーがリリースしたロードスターのなかで唯一のターボモデルとなるのが、2003年12月に350台限定で販売されたロードスターターボだ。

 1.8リッターのエンジンは後期型の可変バルブ機構が備わったものではなく、前期型に搭載されていたものをベースにターボ化がなされており、172馬力/21.3kgmの出力を発生。4種類のインテリアと4つのボディカラーを設定して多様化するニーズに応えた。

 さらに、インターネットを通じて自分だけの1台を作り上げることができる「ウェブチューンファクトリー」にも対応していたため、カタログには存在しない仕様も流通している。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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