いまから頭金の貯金をするしかない! 2024年中にデビュー予定の国産新車11車種! (2/2ページ)

噂されているモデルも発表目前か

■マツダ CX-80

 CX-60に続く後輪駆動のプラットフォームを使ったSUVで、3列のシートを装着するから実質的にCX-8の後継車種になる。エンジンを縦向きに搭載する後輪駆動車だから、全長は5100mm前後まで拡大される。全幅はCX-60と同程度に抑えるが、それでも約1900mmに達する。

※写真はマツダ CX-8

 エンジンは直列6気筒3.3リッタークリーンディーゼルターボなどを搭載する。

■スズキ・フロンクス

 エスクードを廃止する代わりに、インドからフロンクスを輸入する。全長を4m以内に抑えたコンパクトSUVで、全幅はヤリスクロスと同等だ。少しワイドな3ナンバー車だが、運転感覚は5ナンバー車のライズに近い。全高は1550mmに収まり、立体駐車場を使いやすいことも特徴だ。

 エスクードは価格が割高で販売が低迷しており、フロンクスは190万円台のグレードも用意する。

■スズキ・スペーシアギア

 SUV風のスペーシアギアは、現在は用意されていないが、2024年中には発売される。

※写真は2代目スズキ・スペーシアギア

■スズキ・スイフトスポーツ

 コンパクトなスポーツモデルのスイフトスポーツも注目車だ。マイルドハイブリッドを併用して、燃費性能を向上させる。走行性能と安全装備もさらに進化する。

※写真は5代目スズキ・スイフト

■ダイハツ・ムーヴ

 次期ムーヴは2023年5月に予約受注を開始したが、認証不正問題のために先送りされた。販売店では「一度預かった予約金も返却した」という。現時点で出荷停止になっている車種がすべて再開したあと、改めてムーヴの型式を取得して発売する。

 次期ムーヴは、全高が1700mm以下のボディにスライドドアを装着して価格は割安だ。注目される新型車だが、発売は2024年の末になる可能性もある。

※写真は6代目ダイハツ・ムーヴ


渡辺陽一郎 WATANABE YOICHIRO

カーライフ・ジャーナリスト/2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
フォルクスワーゲン・ポロ(2010年式)
趣味
13歳まで住んでいた関内駅近くの4階建てアパートでロケが行われた映画を集めること(夜霧よ今夜も有難う、霧笛が俺を呼んでいるなど)
好きな有名人
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