F1日本GP直前に六本木ヒルズがF1一色に! 新旧マシンに現役ドライバーが多数集結した激熱イベントが開催された (2/2ページ)

フェラーリは昇り調子でフェルスタッペンはスキーをエンジョイ!

 日本グランプリ前に開催された第3戦オーストラリアグランプリでは、ここまで敵なし状態だったマックス・フェルスタッペン選手(レッドブル)がトラブルによりリタイヤ。フェラーリのカルロス・サインツ選手が優勝を飾り、非常に良いムードで日本グランプリを迎えた。

「サインツは第2戦のサウジアラビアグランプリのレースウィークに手術を受け、そのレースを欠場することになりました。まさか手術から2週間後の復帰レースでチームに勝利をもたらしてくれるとは……本当に素晴らしいことです。この勢いを維持したまま、日本でもいいパフォーマンスを発揮したいです」と、フェラーリチーム代表のフレデリック・バスールさんは意気込んだ。

 一方、第3戦は無念のリタイアに終わったマックス・フェルスタッペン選手は、オーストラリアグランプリ終了後、即座に日本へ入国したという。

「日本グランプリまで2週間のインターバルがあったので、ニセコでスキーを楽しんでいました。自分の時間ができると、必ずスキーをする習慣があります。新しいことに挑戦することが大好きで、今回はタイミングがよくて日本で初めてスキーを滑ることができました。とてもリラックスできたし、1週間以上日本にいるから時差ボケの心配もありません(笑)」とフェルスタッペン選手。さすがは3年連続F1チャンピオンで、王者の余裕を見せつけた。

 オーストラリアでは7位でフィニッシュし、今シーズン初のポイントを獲得した角田選手は、来場したファンに感謝を述べた。

「母国グランプリなので当然興奮はしていますが、特別に緊張しているといったことはありません。非常に平常心を保てています。応援していただいている日本のファンのみなさんのエネルギーはすごく伝わっていますし、尊敬しています。そういった声援が、リラックスできる要素になっています」

 F1東京フェスティバル2024は、2日間で2万5000人が来場。大盛況のうちに幕を閉じた。

 こういったイベントはサーキットへ足を運ぶよりハードルが低く、新規ファン獲得に向けても非常にいいコンテンツ。来年以降も継続して開催してほしいと思う。


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