この記事をまとめると
◾️日産が誇る高級ミニバン「エルグランド」がマイナーチェンジを実施
◾️一部の運転支援システムを標準装備とし安全性を高めた
◾️「エルグランド」をベースとするカスタムカーにも同様の改良が施される
安全性にも抜かりなし! さらなる高みへと進化した
質感の高い内外装と広大な居住空間、そして低重心プラットフォームによる優れた乗り味を兼ね備えると評判の3代目「エルグランド」。2代目まで続いたFRプラットフォームを捨て、FF方式をメインに据えたことでフロア高さと全高を下げ、室内空間が拡大した「エルグランド」の革命的世代だ。2010年8月の発表からじつに13年以上もの月日が経っているこの3代目であるが、このたび日産自動車は同車にマイナーチェンジを実施し、4月中旬から発売することを発表した。
移動物検知機能付きの「インテリジェント アラウンドビューモニター」および「ディスプレイ付自動防眩式ルームミラー」が全車に標準装備となるのが、今回のマイナーチェンジの主な内容だ。
また、「エルグランド」をベースとするカスタムカーである「AUTECH」、福祉車両「ライフケアビークル」シリーズ、エグゼクティブ向けの特別仕様車「VIP」についても、ベースモデルと同様の仕様変更がアナウンスされている。
今回のマイナーチェンジにて、エントリーグレード「250ハイウェイスター S(2WD)」では、403万8100円から408万2100円へ。カスタムモデルを除くなかでの最高級グレード「350ハイウェイスター プレミアム アーバンクロム(4WD)」では、593万4500円から597万8500円へと価格変更が行われた。
また、カスタムカーでは「ライフケアビークル」にのみ価格変更が行われ、「エルグランド セカンドスライドアップシート(2.5リッター 2WDモデル)」については、428万6000円から432万6000円となった。
こうして13年目となる年にさらなる進化を遂げた「エルグランド」。まだまだ現役を退くつもりは無いようだ。