この記事をまとめると
■フルモデルチェンジしたメルセデスAMG GT クーペの発表会が開催された
■新型はメルセデスAMG GT クーペらしいワイド&ローでロングノーズ&ショートデッキなスタイリングを継承
■4リッターV8ツインターボエンジンは最高出力585馬力、0-100km/h加速3.2秒の俊足
新型メルセデスAMG GT クーペを日本初公開
いまやメルセデス・ベンツのサブブランドとして、すべてのハイパフォーマンスモデルを担う存在となっているメルセデスAMG。そして、メルセデスAMGが、初めてゼロから作り上げたモデルが、2009年にリリースされたメルセデス・ベンツSLS AMGであり、その後継モデルとして現在もラインアップされているのが、メルセデスAMG GT クーペだ。
そんなメルセデスAMG GT クーペは、すでにドイツでは第2世代へのフルモデルチェンジを発表済み。そしてこのたび、2024年4月2日に東京・六本木にある「メルセデスme」にて日本導入発表会が開催された。
初のモデルチェンジを受けたメルセデスAMG GT クーペは、従来モデルに比べて極めてダイナミックな走行性能と優れた快適性を実現しているという。
第2世代へと進化したメルセデスAMG GT クーペのトピックスのひとつがエクステリアデザインだ。メルセデスAMG GT クーペといえば、ワイド&ロー、そしてロングノーズ&ショートデッキのスタイリングが特徴的であるが、それは新型でも健在。メルセデス・ベンツのデザイン基本思想「Sensual Purity」とメルセデスAMGのDNAを高次元で融合させている。
フロントまわりで目立つのは、縦桟が特徴のパナメリカーナグリルであり、その下には空力性能に優れたフロントエプソン、両脇にはエアインテークが配され、ワイドでダイナミックなフォルムを強調する。また、ヘッドライトには3つのLEDのドットが特徴的なデイタイミングランニングライトを備えたデジタルライトを採用し、先進的で独創的な表情を形作る。
サイドはロングホイールベース、ショートオーバーハング、大きく傾斜したフロントウインドウ、ロングボンネット、後方にオフセットされたキャビンといったメルセデスAMG GT クーペの独特なプロポーションを完全継承。
一方、リヤエンドでは、スリムかつ水平に伸びるLEDリヤコンビネーションランプのデザインが、ワイド&ローなスタイルを強調する。また、リヤハッチ後端には電動格納式リトラクタブルリヤスポイラーを装備。展開時には空力性能を高めるだけでなく、スタイリングにスポーツカーらしいアクセントを加えてくれる。
なお、オプションのAMGカーボンパッケージを装着することで、フロントスプリッターやドアミラー、リヤディフューザーなどがカーボンファイバーとなり、さらにエキゾーストエンドとエンブレム類がブラッククローム化され、エクステリアにさらに精悍なイメージを付与してくれるという。