急に緑の線が現れたらあなたは対応できる?
ここまで解説してきた「車両誘導線」があなたの目の前に現れたら、即座に正しい対応はできますか?
おそらく多くの人は、急に道路に緑の線が現れたときに、どのように対応すればよいのかわからないまま区間を通過してしまうのではないでしょうか。
新たに路上に引かれる線があることを知っていたり、緑の「車両誘導線」が始まる位置に設置されている標識を確認したりすることができれば、通行方法に悩むことはないでしょう。しかし、新しいペイントが設置されたことを知らなかったり、標識を見落としたりすると、どのように通行すればいいのかわからないまま誘導線の区間を通過してしまうことになります。
車両誘導線が設置されている区間の通行方法に悩まないようにするためにも、車両誘導線が設置されていることを頭の片隅に入れておいたり、誘導線が始まるところにある標識を見落としたりしないようにしましょう。
また、道路では車両誘導線に限らず、ペイントや文字、標識や標示などを通じて、さまざまな情報を運転者に伝えています。至る所にある道路の情報を見落とさないためにも、運転するときは目の前だけでなく、さまざまな場所に目配りをしながら運転しましょう。
車両誘導線が現れても慌てないようにするために
道路のペイントや標識・標示は、いつの間にか新しいものが設置されていることがあります。車両誘導線をはじめ、新たに追加されたペイントや看板、標識・標示などで慌てないようにするためにも新しい道路の情報や通行方法をいち早く知っておくことが大切です。
また、標識や標示をはじめとする道路上の設置物は、パッと見ただけで意味がわかるようになっていることがほとんどです。ごくわずかな時間で認識できる道路上の情報を見落とさないよう、普段からさまざまな場所に目配りをして、新しい道路ペイントや標識・標示に気づき、慌てずに対応することが安全運転をするうえで重要だといえるでしょう。