この記事をまとめると
■街なかで見かける危険な道路や道路の作りを6つ紹介
■クルマだけでなく歩行者にも危険が及ぶような道路がまだまだ多い
■実際に事故が多発している場所も多いので、いち早く改善を望みたい
日本の道路は問題だらけ!
運転していても歩いていても、自転車に乗っていても、なんとなく「怖い」と感じる道路やいつもヒヤリとする交差点などはありませんか? それは道路の構造自体に問題があったり、通行する人たちの使い方と合っていない道路であることなどが原因かもしれません。今回は、こういうところにこそ税金を投入して、しっかり直して欲しいと要求したい、危ない道路をピックアップしてみました。
まずは、通学路なのにガードレールがなく、登校時間帯の交通規制やゾーン30などの規制もないような道路です。警察庁のまとめによれば、平成28年から令和2年で登下校中の事故で死傷した小学生は908人にものぼったとのこと。軽傷だったり怪我など負ってなくても、事故に巻き込まれた児童を含めれば、相当な人数になると予想できます。
それにも関わらず、こうした危険な通学路をそのままにしておくのは、まさに怠慢といえるのではないでしょうか。
ふたつめは、通学路にもこうした道はありますが、道幅が狭いのに電柱がはみ出して建っている道路。歩行者や自転車がその電柱を避けるために車道側に膨らんで通行しなければならず、そこに重なるようにクルマやトラックが通行するという光景は、そこらじゅうで目にします。
電柱をなくすには電線の地中化など大規模な工事が必要になるとはいえ、技術的にできないことではないはずです。近年はキックボードなどの新たなモビリティも登場し、より危険な要因となることは想像できますので、ぜひとも対策を講じて欲しいものです。