この記事をまとめると
■自動車の窓はきれいにしておくべき場所のひとつだが掃除するのが難しい場所でもある
■角度の浅いフロントウインドウの内側の下のほうは汚れがたまりやすい
■フロントウインドウ内側下は車内からは見えにくいので外側から確認しながら作業したい
きれいにしたくてもできないもどかしさ
洗車マニアは激減していても、洗車自体は当然なくならない。愛車はピカピカのほうがいいに決まっているし、場所によってはきれいにすることで安全性が高まる部分もある。その代表格がウインドウだろう。
ガラスが汚いと当然視認性が悪くなって、危険察知が遅れることもあるし、外がクリアに見えないのは単純に運転しにくい。そこで定期的にウインドウはきれいにしたいし、実践されているだろう。ただし、本当にきれいにするのはプロでも難しいとされ、実際にきれいにしたと思っても、目線を変えて見るとムラが見えてイライラすることもある。
ウインドウは洗車のプロでも難しいというほどの部位なのだが、そのなかでも面倒なのがフロントウインドウ内側の下のほうである。最近のクルマはデザイン優先ということもあって、傾斜がきつくて前端まで手が入らなかったりするし、エアコンの吹き出し口があるのも条件としては悪い。そこから吹き出る風には微量の埃が含まれるため汚れやすいからだ。
ではどうやって拭くかというと、汚れをかき取る力が強いマイクロファイバークロスを定規に巻き付けたものを用意。それをグイグイと押し込むようにして拭いていく。角の部分は定規だと入らない場合もあるので、そのときは割りばしに変える。また、拭きムラが出やすいガラスクリーナーは使わないほうがよくて、マイクロファイバークロスを使うほうがいい。
実際の作業は内側から見ながらだと、どこまで拭けているのかわからないので、可能なら外から見ながら、手だけ車内に入れて拭いていくのがベスト。これだと水槽のなかを見るが如く、手に取るように拭き加減を見て取れる。また、無理な場合は、友人や家人に手伝ってもらって分担するといいだろう。
ぜひ試してほしい簡単なこだわりポイントではあるが、常に目に入ってくる部分だけに、やってみるとかなり気持ちいいので、スッキリくっきりとドライブすることができる。