価格に下落傾向はみられるものの新車価格より高い個体がゴロゴロ
タイプR系
1990年代に登場した初代NSX、シビック、インテグラのタイプRシリーズ。元々の販売台数の少ないNSXについては価格応談のものだけで実勢価格は不明だが、シビックとインテグラについては、過去に存在していた700~800万円台のものは存在しなくなっていて、最高額の部類でも500万円台となっていた。
一方、最安値に近いものではシビック、インテグラともに200万円を切るものも存在しているが、そもそも200万円前後で新車販売されていた車両であることを考えると、なかなか厳しい価格であることは変わりない。
ランエボ系
2000年代までに登場したランエボ1~6は、そもそもが限定車であったことや、競技に使用される車両も少なくなかったことで貴重な存在となっているが、やはり高年式になるほど性能もアップすることで価格が高めになる傾向がある。
なかでも第2世代エボの完成形とも言われ、エボ6.5とも評されるトミ・マキネンエディションは別格で、修復歴アリでも1000万円超のものも存在していた。
逆に1~3の第1世代のモデルは、100万円台のものもいくつか存在しているが、ポテンシャルの面では第2世代以降のモデルよりも一歩劣ることを考えると悩ましいところだろう。