能あるエンジンは性能を隠す!? チューニングのベースで大人気のエンジン4選とその理由 (2/2ページ)

人気が高いモデルに搭載されていることも条件のひとつ

トヨタ&スバル FA24

 GR86/BRZのエンジン。FA20から排気量がアップされたことで、パワー&トルクに余裕が生まれ、ドライバビリティも向上。GR86/BRZが人気がある車種なので、チューニングパーツも幅広く、各メーカーから出揃っている。

 ノーマルエンジンはNAだが、アフターパーツでは、ターボキットやスーパーチャージャーキットも選べ、ポン付けで大幅なパワーアップも可能。手がけているチューナーが多いので、チューニングのアプローチが何通りもあるのが面白い。

マツダ 13B

 マツダが世界に誇るロータリーエンジン。654cc×2ローターで、レシプロの直4よりもコンパクトなのにハイパワー! 高回転まで軽快な吹け上がる独特のフィーリングはまさにオンリーワン。

 最後のロータリースポーツ、RX-8はNAエンジンだったが、RX-7がそうだったようにターボとの相性が非常によく、ロータリー専門の腕利きのチューナーが各地にいる。

 ほかにも、ホンダのVTEC系エンジンや、三菱の4G63、スバルのEJ20、トヨタの2JZ/1JZなども走り屋に人気のあるエンジンだが、いずれもノーマルでのパフォーマンスが高く、なおかつチューニングでの伸び代が大きいといった共通項がある。

 欲張ればタフネスさや、軽量コンパクトといったことにもこだわりたいが、ベース車に人気があって、発展性があることが第一条件になるだろう。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

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日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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