この記事をまとめると
■メルセデスAMG G 63に特別限定仕様の「グランドエディション」が登場
■ゴールドのアクセントや専用ホイールが特別装備される
■全国限定235台(左ハンドル95台、右ハンドルは140台)の限定販売
SUVの百獣の王をゴールドパーツで武装
日本で人気の高い高級輸入車といえば、メルセデス・ベンツだ。同社ではさまざまなサイズ、種類のクルマを展開し、幅広い層に愛されている。なかでも近年は、Gクラスの人気が飛び抜けて高い。
軍用車を起源に1979年に発売を開始したGクラスは、今年で45年の歴史を誇る超ロングセラーモデルだ。2018年に登場した現行型は、快適装備と安全機能の充実を図り、納車待ちが年単位となっているほど好評を博している。そんな、Gクラスの特別仕様車「メルセデスAMG G 63 Grand Edition(グランドエディション)」が2024年2月28日に発表された。全国限定235台(左ハンドル95台、右ハンドルは140台)の販売となり、納車時期は2024年3月以降より順次予定している。
G 63 グランドエディションのエクステリアには、「マグノカラハリゴールド」のアクセントがフロント/リヤスカートの一部、スペアタイヤリング、前後のスリーポインテッドスターなどにあしらわれる。また、ヘッドライト、テールライト、ウインカーのライト類がブラックスモーク仕様となり、専用の「テック ゴールドペイント」の22インチAMGアルミホイールを装備する。ボディカラーはマットペイント外装色の「マグノナイトブラック」がベースとなり、特別感あふれる外観に仕上げられた。
インテリアには、なめらかでソフトな手触りで定評のある人口皮革「ダイナミカ」を使用し、「G 63」のロゴをあしらった専用のAMGパフォーマンスステアリングを採用。シートベンチレーターとリラクゼーション機能を備えたゴールド&ダイアモンドステッチ入りナッパレザーシートとナッパレザーダッシュボードを装備。インテリアトリムも、コッパー(銅色)アクセント入りのカーボンファイバー素材を採用するなど、エクステリアの世界観をインテリアにも取り込んでいるのが特徴だ。
搭載エンジンはベースモデルである「メルセデスAMG G 63」に準じた4リッターV8直噴ツインターボエンジン「M177」で、最高出力585馬力(430kW)、最大トルク850Nmを発揮する。2基のターボチャージャーはV型シリンダーバンクの外側ではなく内側に配置する「ホットインサイドV」レイアウトとし、エンジンを可能な限りコンパクトにするとともに、ターボチャージャーへの吸排気経路を最適化することで優れたレスポンスを実現。
足まわりに関しては、圧倒的なパフォーマンスに対応するブレーキと、コーナリング時やブレーキング時に、俊敏なハンドリング を実現する専用サスペンションを採用している。
「メルセデスAMG G 63グランドエディション」の外装色は「マグノナイトブラック」のみで価格は3200万円。
マットブラックのボディにゴールドのアクセントが高級感を演出する「G 63グランドエディション」。無骨なスタイリングのG 63を華やかに乗りたい人にはオススメの一台となっている。