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こんな魅力的なクルマ作ってるなら日本でも売ってよ! 国産メーカーの「海外専売モデル4台」に乗りたい欲が止められない (2/2ページ)

こんな魅力的なクルマ作ってるなら日本でも売ってよ! 国産メーカーの「海外専売モデル4台」に乗りたい欲が止められない

この記事をまとめると

■日本の自動車メーカーのクルマながら、海外専売というモデルが存在する

■海外市場ではヒットしているモデルもあるほか、並行輸入をして日本で乗っている人もいる

■日本にはないキャラクターなことが多く、導入したらヒットする可能性も大いにあり得る

日本のメーカーが手がける日本で売ってないクルマたち

「あったらいいな、できたらいいな」は、なにものびちゃんの専売ではありませんよね。我々クルマ好きだって「あったらいいな」ってクルマが少なくありません。すなわち、日本の自動車メーカーが海外だけで売っていて、国内発売していないクルマのこと。

 たしかに、サイズが大きかったりニーズが薄めだったり、導入しない理由もあることでしょうが、それにしても魅力的、欲しくなるクルマがあるのは事実! そんなモデルをピックアップしてみました。

ホンダ・パイロット

 北米ホンダがリリースする大型SUV「パイロット」は、2002年に初代を発売して、現行で4代目というヒットモデル。トピックとしては、北米ホンダ史上で最強となる295馬力を発揮する新型3.5リッターV6エンジンを搭載したことでしょうか。

 ご覧のとおり、直立した大型グリルや、力感あふれるオーバーフェンダー、そしてアメリカ人が好む長大なボンネットフードなど、これまでのパイロットが踏襲してきたスタイリングを、これでもかとアップデートしてきました。

 全長が4823〜5085mm(グレードによって変わります)、全幅1994mmというサイズですから、当然3列目シートを装備しつつ、ラゲッジスペースも最大1863リットルというビッグサイズ。これならグランドキャニオンでファミリーキャンプなんていうのも楽勝かと。

 また、ドライバーが障害物を発見するのをサポートするトレイルウォッチカメラシステムや、トレイルトルクロジックとよばれる悪路が得意な4WDシステムなど、本格的なトレイルドライブにも対応しています。

 昔から、ホンダの大型SUVは国内導入してもイマイチ売れ行きがよくない印象ですが、この最新パイロットなら、ランドローバーやゲレンデに飽きたユーザーを獲得できそうなんですがね。

日産(インフィニテイ)Q60

 フェアレディZと並んで、北米で手堅い売れ行きを示しているのがインフィニテイQ60。ご存じのとおりスカイラインのクーペで、搭載エンジンもほとんど日本のスカイラインと同系となります。当然、日本で人気の400Rと同じく405馬力を発揮する3リッターV6ツインターボ(VR30DDTT)を搭載した「RED SPORTS(レッドスポーツ)」なんてグレードもライアンアップしています。

「400Rがあるんだから、それでいいじゃない」というのは、クルマのことをよく知らない奥さん連中のセリフ。あっちは4ドア、Q60は2ドアクーペですからね。仮にGT-Rが4ドアだったりしたら、ここまで人気は出なかったはず。それだけ、クルマ好きにとってドアの数というのは重要なファクターに違いありません。

 なお、Q60をはじめインフィニティの正式な導入こそないものの、並行輸入で手に入れることは可能でしょう。北米向けとはいえ、基本設計やエンジン製造は日本で行っているのですから、機関的な心配も少なくて済みそうです。

 ただし、正規ディーラーでは門前払いをくらう覚悟は必要かと。もっとも、そうしたリスクを背負ってでも欲しくなるのがQ60ではないでしょうか。

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