教習所を選ぶときにもっとも重視すべきことは?
教習内容が同じでも料金が違うのはなぜ?
指定自動車教習所の教習は法令に定められた基準に従って進められます。そのため、どの指定自動車教習所で教習を受けても内容に大きな違いはありません。しかし、教習料金は教習所によって異なります。なぜ教習の内容は同じでも料金が違うのでしょうか。
教習の料金は、教習所がある場所(土地)やアクセスのしやすさ、教習車(台数や種類など)、教習所の施設や設備など、さまざまな要因で決まります。つまり、教習所の運営に費用がかかるほど、教習料金も高くなりやすいといえます。
教習料金を安く抑えたいときはどうすればいい?
教習料金を少しでも安く抑えたい場合は、紹介割引や学生割引などのキャンペーンを利用するとよいでしょう。また、泊まり込みで教習を受ける短期集中型の合宿であれば、教習所に通って免許を取得する一般的な方法よりも安い費用で免許を取得できる場合が多いです。
スムースに教習を進めるためにはどうすればいい?
教習所には繁忙期があります。教習所の繁忙期は、2〜3月(春休み期間)や夏休みなど、年度が変わるときや長期休暇のときです。
この期間に入校し教習を受けようとすると、技能教習の予約が取れなかったり、技能検定までの期間が空いてしまったりします。合宿や短期集中コースなど、教習スケジュールが決められているプラン以外で教習をスムースに進めたいのであれば、繁忙期を避けるようにしましょう。
繁忙期を避ければ、技能教習や検定の予約をスムースに取ることができ、運転の感覚を忘れないうちに教習所を卒業することができます。
教習所を選ぶときのポイントはアクセスのしやすさ
教習所を選ぶときは、卒業生の事故率や教習料金、口コミや評判など、さまざまな情報をもとに決めるのも大切ですが、何よりアクセスのしやすさが重要だといえるでしょう。
学校や仕事の帰りに寄ることができる教習所を選べば、教習所に通うことが苦になりません。しかし、料金が安い教習所に入校し、教習所に通うためだけに、電車やバスを乗り継いで行くのは非常に大変です。また、卒業するまでに長い期間を要してしまい、教習期限や仮免の有効期限が切れてしまう可能性も考えられます。
このようなことからも、アクセスのしやすさから教習所を選び、教習の期限または仮免の有効期限が切れないうちに卒業できるよう教習スケジュールを組み立てられる教習所に通うことが大切だといえるでしょう。