この記事をまとめると
■大阪オートメッセ2024が開催された
■RAPTOR JAPANは4台のカスタムカーを展示
■いずれも「RAPTORベッドライナー&テクスチャコーティング」が施工されていた
調色できる「TINTABLE」も設定!
インテックス大阪で2月10日(土)から12日(月・振休)まで開催された、関西最大級のカスタムカーショー「第27回大阪オートメッセ2024」。
2号館にブースを構えたRAPTOR JAPAN(ラプタージャパン)は、同社(母体は山口県のシーザー社)が日本輸入総代理店を務めるイギリスU-POL社の2液ポリウレタンコーティング剤「RAPTORベッドライナー&テクスチャコーティング」を施工したカスタムカーを一挙に4台展示。
メルセデス・ベンツGクラスとスズキ・エブリイワゴンが各1台、ダイハツ・アトレーデッキバンが2台と、いずれもタフなオフロードテイスト満点の仕上がりだったが、よく見てみるとタフなのは見た目だけに留まらない、機能もしっかり本格派だった!
「RAPTORベッドライナー&テクスチャコーティング」は、耐チップ(飛び石)塗装のように凹凸のあるザラザラとした肌が得られるうえ、塗膜自体が鉛筆硬度6H程度(一般的な自動車用塗料の塗膜が鉛筆硬度H〜2H程度)と非常に硬くなるため、傷や汚れ、紫外線にも強いのが大きな特徴。
だから、ピックアップトラックや軽トラの荷台に施工すれば、引っかき傷がつくのを気にせずに荷物をガンガン積み込める。ボディの外装に施工すれば、飛び石傷や引っかき傷、磨き傷が付きにくくなるのはもちろん、泥やホコリも残りにくくなるうえ、汚れても簡単に洗い落とせるようになる。「クルマの保管環境が良くないのでマメに洗車しなければならなくて大変……」という人には朗報だろう。
カラーはブラックとホワイトのほか、調色可能な「TINTABLE」も設定されているので、今回展示されていたデモカーのようにカーキやベージュなど好みの色に仕上げることもできる。
また、専用の「Feel RAPTORハイブリッドガンΧ(カイ)」を使い、パターンや塗料の吐出量、手元空気圧力、ガン距離を調節しながら施工すれば、細目〜中目〜粗目まで、好みや施工部位に応じて肌の粗さを自在に変えることも可能だ。
キレイな仕上がりを求めるなら、RAPTOR JAPANのwebサイトに掲載されている全国の正規施工代理店に依頼するのがより確実。だが、DIYに適したエアゾール缶タイプや、塗料が飛び散りにくい専用のローラー&トレイキットも設定されているので、通販サイト「SAMURAIPICK WORKS」から材料やツールを入手し、自力でチャレンジしてみるのもひとつの手だろう。
乗用車のカスタマイズのみならず、トラックや重機、建機、農機、除雪機など、タフな環境で酷使される車両の耐久性アップや洗車の手間削減といった、実用的な用途でも幅広く使われているという「RAPTORベッドライナー&テクスチャコーティング」。同社スタッフによれば「スコップに施工すれば雪や泥が残りにくくなり、作業が非常に楽になることも確認できている」というので、クルマ以外でもぜひ積極的に試してほしい。