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自動で人を避ける! 他のクルマに道を譲る! ホンダの協調人工知能搭載のモビリティとロボットが凄い (1/2ページ)

自動で人を避ける! 他のクルマに道を譲る! ホンダの協調人工知能搭載のモビリティとロボットが凄い

この記事をまとめると

ホンダの協調人工知能搭載の小型モビリティがサイコマ

■ワポチは同技術を採用した人の荷物運びを手助けする小型ロボットだ

■一般に向けた実証実験が開始されたので体験した

歩車共存エリアなどを活用した実験は期間を決めずにスタート

 2022年11月から茨城県常総市で行われてきたホンダの「CIマイクロモビリティ」の技術実証実験が、次のフェーズへと移行。同じく常総市にある「アグリサイエンスバレー常総」で、一般に向けた技術実証実験が開始となりました。この技術実証実験の開始に先立ち、本田技術研究所が報道関係者向けにそのデモンストレーションおよび説明会を行いました。

 振る舞いや言葉を通じてコミュニケ―ションを図り、ユーザー・周囲の人と協調しながらユーザーを支えるホンダ独自の協調人工知能が「Honda CI(Cooperative Intelligence)」です。

 今回の実証実験では、この「Honda CI」を搭載した搭乗型のマイクロモビリティ「CiKoma(サイコマ)」とマイクロモビリティロボット「WaPOCHI(ワポチ)」の2機種を使用します。実証実験の会場である「アグリサイエンスバレー常総」の来場者に体験をしてもらい、体験を通じて得られたフィードバックを収集していくというものです。

 4人まで乗車ができる搭乗型電動マイクロモビリティ「サイコマ」は、歩行者や自転車などが混合する「歩車共存エリア」を自動走行し、一般道との交差点では一般車両との譲り合いによる自動通過を実現しています。現時点では車両に安全監視員が同乗していますが、2024年中に遠隔監視システムへ移行させ、関係省庁との認可交渉を経て、2025年中の無人自動走行の実現を目指していくようです。

 車両は、他社のゴルフカートをベースにしたもので、車体各所にカメラを搭載しています。周囲の状況を確認し、さらに歩行者やほかの車両の進行方向などの状況も把握し、譲り合いながら走行を行います。

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