全モデルを合わせても80台のみのリリース!
それではこのツィンガー21Cは、どれほどの運動性能を発揮するモデルなのだろうか。メーカーの公称値による車重は1250kgであるから、スタンダードなエンジンチューニングでもパワーウエイトレシオは1:1(1kg/PS)。じっさいの0-100km/h加速は1.9秒で、さらにその強烈な加速は最高速の405km/h以上まで続く。フロントの大型スプリッターやリヤのウイングは、超高速域においても十分なダウンフォースを得るために大きな役割を果たす。
だが、ツィンガーの挑戦はこれでは終わらなかった。先日同社は新たに、「21C Vmax」と呼ばれる21Cベースのニューモデルを発表。こちらはその大型ウイングの廃止や、4輪のホイールにエアロカバーを装着するなど、走行中のドラッグをさらに低減させることを目的とした、いわゆるロングテール仕様。メカニズムのディテールに変化はないが、今後はスタンダードな21Cとロングテールの21Cで、その人気はわかれそうな気配だ。
とはいえツィンガーはすべての21Cを合せても、その生産計画は80台かぎりと発表している。さらにそのなかでロード・バージョンとトラック・バージョンが用意されるというから、カスタマーは合計4タイプのC21から好みの仕様を選択できる。
アメリカで新たに誕生した新興ハイパーカー・メーカー、ツィンガー。その活躍に期待したいところである。