ヨコハマブースで見つけた! 「かゆいところに手が届く」タイヤ5選【大阪オートメッセ2024】 (2/2ページ)

キャンピングカー専用タイヤも!

「アドバン・エイペックスV601」は北米専用に開発されたスポーツタイヤで、高いドライグリップを備えながら安定性にも優れるうえ、乗り心地や静粛性も犠牲にしていないのが大きな特徴。

「アドバンHFタイプD」と共通イメージの左右非対称トレッドパターンを採用しており、デザイン性に優れるのもこのタイヤならではだ。

 トヨタGRカローラRZに純正装着されて以降は日本でも販売されるようになり、現在は225/45R17 94Y〜275/30R20 97Yの全28サイズを設定する。

「ブルーアースXT AE61」は、クロスオーバーSUV向けとしてオンロード走行に的を絞ったサマータイヤ。SUV用タイヤとしてはウエットグリップが高いうえ、乗り心地と静粛性に優れ、転がり抵抗も少ないので低燃費なのもポイント。全サイズでタイヤラベリング制度におけるウエットグリップ性能の最高ランク「a」、転がり抵抗は中間の「A」に適合している。

 ただし、ダートや泥道でのトラクションや耐衝撃性は考慮されていないため注意が必要だ。サイズは195/65R16 92H〜255/45R20 105Wの全27種類。

「ブルーアースキャンパー」はその名の通り、キャンピングカー専用タイヤ。サイズはキャンピングカー向けタイヤの専用規格「CP規格」に適合した215/70R15CP 109/107Rを含む全5種類を設定する。

 トレッド全体にベルトカバーを配置したフルカバー構造とし、ベルト部の耐久性を向上させたほか、ビードフィラーに低発熱のコンパウンドを採用。負荷時の発熱を低減することで、高い荷重への耐久性を高めている。

 今回のオートメッセのYOKOHAMA(横浜ゴム)ブースには、他にも多くの個性的なタイヤが展示されているので、ぜひその目で確かめてほしい。


遠藤正賢 ENDO MASAKATSU

自動車・業界ジャーナリスト/編集

愛車
ホンダS2000(2003年式)
趣味
ゲーム
好きな有名人
-

新着情報