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リトラにMTにターボにFRと走り屋が惚れない理由がなかった! それでも1代で消えた180SXというスポーツモデル (2/2ページ)

リトラにMTにターボにFRと走り屋が惚れない理由がなかった! それでも1代で消えた180SXというスポーツモデル

この記事をまとめると

■S13型シルビアの兄弟車として販売されていた日産180SXを振り返る

■車名の「180」は1.8リッターエンジンを搭載していたことに由来する

■S13のフェイスを装着した「シルエイティ」も日産公認で新車として販売されたこともあった

走り屋の相棒! 「ワンエイティ」とは

 S13型シルビアの兄弟車として1989年4月に販売を開始した180SX。S13型シルビアの登場が1988年5月のことだったから、登場から1年後の登場ということになる。

 S110型~S12型の頃は兄弟車種としてガゼールが存在しており、それに代わる新たな兄弟車となるワケだが、外観のデザインがシルビアと大きく変わらなかったガゼールに対し、180SXはまったく異なる外観を持っていたのが最大の特徴となっていた。

 固定式ヘッドライトの2ドアクーペボディとなったシルビアに対し、180SXはリトラクタブルヘッドライトにハッチバックボディとなっており、一見しただけでは兄弟車であることを判別できないほど。

 また、スペシャリティクーペというキャラクターのシルビアに対し、180SXはよりスポーティなモデルという位置づけとなっていたため、搭載エンジンは全グレードでターボとなっていた(のちにNAモデルも追加)。

 なお、180SXに使用されたボディは、もともと北米と欧州市場向けに240SX/200SXとして販売されていたもので、それを日本向けに仕立て直したものとなっている。

 車名の180SXは搭載されているエンジンが1.8リッターのCA18DET型だったことに由来しており、北米仕様の240SXは2.4リッターのKA24DE型が搭載されていたが、欧州向けの200SXは日本と同じく1.8リッターエンジンが搭載されていた。

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