時間によりお客の多い場所を判断する能力が重要
タクシードライバーで稼ぐコツはある?
タクシードライバーは、乗車場所から目的地まで送り届ける運賃、つまり売り上げが月収に反映されるため、「空車」で走っている時間を減らしたほうが手取りの収入も増えます。
そのため、街中を走って乗客を見つけたり、乗客から呼び止められたりする「流し」の営業では、人が多い場所を中心に運転することが効率よく稼ぐコツです。週末・土・日・祝日なら観光地や繁華街、平日なら住宅街やオフィス街、ラッシュ時なら駅や利用者数が多いバス停周辺など、人が多く行き来する道路を走っていると呼び止められやすくなります。
タクシー乗り場から目的地まで運送してタクシー乗り場に戻るピストン運行をする場合は、タクシー乗り場までの戻りルートを多く知っていると効率よく営業できるでしょう。
第二種免許の取得などに時間と手間はかかるが運転好き×人好きならタクシードライバーも悪くない
タクシードライバーは、タクシーを効率よく走らせることができれば稼げる仕事です。
ただし、タクシードライバーになるためには、第二種運転免許の取得が必要となります(ライドシェアを除く)。また、地域によっては地理試験に合格しなければなりません。そのため、タクシードライバーとして街中を走るまでに時間と手間がかかります。
このような時間や手間はかかるものの、運転が好きで、人と関わるのが好きな人にとっては、タクシードライバーは良い仕事といえるでしょう。実際にタクシードライバーとしてタクシーに乗務してみると、いい乗客、無言のままの乗客、急いでいる乗客など、さまざまな人を乗せるため、「十人十色」と改めて感じます。
もし、タクシードライバーとして乗務してみたいと思ったり考えたりしているのであれば、乗客としてタクシーに乗り、乗務員に勤務の実態などを聞いてみることをおすすめします。場合によっては、ここではお話できないような面白い話や驚くような話を聞くことができるでしょう。