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明らかな酒気帯びに技能実習を途中で放棄! 元教習所教官が出会ったトンデモ教習生 (2/2ページ)

明らかな酒気帯びに技能実習を途中で放棄! 元教習所教官が出会ったトンデモ教習生

この記事をまとめると

■教習所の教官をしていた筆者が実際に経験した驚きの教習生を紹介

■教習所の教官に対する態度や学科教習において態度が悪い教習生がいる

■さらに実車教習でもあり得ない出来事に遭遇した

ドチラが上ではないけれどいきなりタメ口は……

 教習所で勤務していると、さまざまな個性を持った教習生に会います。礼儀正しい生徒、少しヤンチャな生徒、運転で苦労する生徒など、本当に人は十人十色だと改めて感じさせられます。そんななかでも今回は「え? マジ!?」「本当にいるんだ!」と思ってしまった教習生の一部を紹介します。

よくあること? 学科教習の居眠り生徒

 運転免許を取得するための教習は、座学の学科教習と運転の技能教習を並行で進めていきます。そのため、1日に学科と技能を詰め込みすぎて疲れ切ってしまう教習生もいます。

 指導員をしていたときによく見かけたのは、技能教習で緊張しすぎて疲れ切ってしまい、次の時間の学科教習で寝てしまうというというパターンです。これはよくあるパターンのようですが、学科教習では運転に必要な知識を学ぶ場であるため、寝るのはよくありません。

 また、場合によっては、居眠りしていたことで学科教習を受講していないと判断されることもあります。初めての教習所、初めての運転、慣れない環境での勉強や実技などによって、つい眠くなってしまうのはわかりますが、学科教習では寝ないよう気をつけてください。

最初からタメ口で馴れ馴れしい生徒

 免許を取得するまで通う教習所では、教習生・指導員ともに「初めまして」となることが多いです。

 教習生の立場からすると、初対面の人から運転や運転に関する知識を教えてもらうため、緊張しすぎて思うように運転操作ができなかったり、うまくコミュニケーションを取れなかったり、体調を崩したりすることがあります。

 一方、指導員の立場からすると、初対面の教習生がどのような人なのか性格を見極めながら、それぞれの教習生に合った適切な指導を行わなければならないため、頭を使ってさまざまなことを考えながら指導します。

 しかし、なかには初対面にも関わらず、以前からの知り合いのような対応をしてくる教習生もいます。このことを「悪くない」と思う人もいれば、「良くない」と思う人もいるため、良い悪いの判断はできません(ちなみに筆者は悪くないと思う側でした)。

 ただ、お互いの感情や性格がわからない状態で馴れ馴れしくタメ口で話したり話されたりするのを良くないと思う人も一定数いるため、教習所に通ったり、教習所で講習を受けたりするときは、最低限のマナーを守って対応したほうが良いといえるでしょう。

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