日本の文化デコトラに海外からの熱視線! 映画に有名ブランドまでもが「DECO-TORA」に注目していた!! (2/2ページ)

イギリスの国立博物館の特別展にも

 さらに、デコトラは欧州のアカデミックな分野にも進出。2019年にはイギリスの国立博物館「ヴィクトリア&アルバート博物館」が開催した特別展「Cars:Accelerating the Modern World」(日本語に直訳すると「クルマ:現代世界を加速する」)にて、日本最大のデコトラクラブ「全国哥麿会」を取材している。

「わたしたちが生きる世界を形づくる上でのクルマの役割」をテーマに、自動車130年の歴史のなかで世界にもたらしてきた社会的影響や文化について、実車やパーツ、広告ポスターなどを展示しながら探求していく、というその企画のなかのウェブ特集「Car subcultures: decotora, lowriders, and ‘spinning’」(クルマのサブカルチャー:デコトラ、ローライダー、そして『スピニング』)にて、アメリカのローライダーと南アフリカの「スピニング」というパフォーマンスとともに、同会の主催するチャリティイベントの模様や会長のインタビューなどの動画が全世界に公開された。

 このほか、アメリカCNNのWEB番組や世界的ミュージシャンのプロモーションビデオなどにもデコトラは次々と登場。さらに、同じアジアのタイでは日本のDECO-TORAをリスペクトしたトラックカスタムが流行している。そちらについてはまた稿を改めてリポートしたい。


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