カッレ・ロバンペラ エディションにも専用モード搭載!
一方のカッレ・ロバンペラ エディションは、ロバンペラ選手が競技参戦時に使用するヘルメットのデザイナーがデザイン。3色のカラーリング、ロバンペラ選手のカーナンバー「69」のモチーフが特徴だが、なんとカッティングシートやラッピングではない。白いボディをベースに、熟練のスタッフが手作業でマスキングを実施。8層にも渡る塗装で塗り分けを実現したという、メーカー純正ならではの特別なカラーリングなのだ。
ドアやリヤゲートの内側も、ベース色の白ではなく、グレーに塗装されているのもこだわりのポイント。塗装工程自体は一般のクルマと変わらないので、耐久性に関する心配もないという。
そのほか、GRMNヤリスと同じリヤスポイラー(可変ウイング/CFRP製)、TOYOTA GAZOO Racingロゴ加飾の入ったBBS製ホイールなどを装備。インテリアは、ブルー×グレーのステッチをステアリング・シフトブーツ・パーキングブレーキカバー・シートに採用している。
4WDモードは、こちらも標準車両のGRAVELモード、TRACKモードを変更。DONUTモードはドリフト走行やドーナツターンが得意なロバンペラ選手のために、前後輪の拘束力を最大(直結)とし、ドリフト走行時のスライドコントロール性を確保した仕様。
また、KALLEモードは追加装着される等速リヤディファレンシャルを最大限活かす制御により、リニアな挙動特性を実現。コーナー進入でリヤを積極的に振り出し、脱出時にはアクセルでフロントを引っ張るような運転が可能となり、タイム短縮に寄与するという。
2台ともに今年春頃に抽選申し込みを開始し、それぞれ100台限定で発売。成約者には2024年WRCラリージャパン会場におけるドライバー及びチームとのコミュニケーション/WRCマシン及びピット見学/スペシャルステージ(SS)での観戦/2024年シーズンのWRC参戦マシンに購入者の名前を掲示(一部のラウンドにて実施)/特別記念品などの贈呈、といった特典も用意されるという。
抽選開始に先駆け、2月15〜18日に名古屋駅JRゲートタワー前広場で両モデルが展示されるとのことなので、気になる人は要チェックだ。