GT-Rのパワーユニットを搭載したまさにGT-Rワゴン
1997年には、R33スカイラインGT-Rのパワートレインをそっくり用いたハイパフォーマンスワゴンの極み、「オーテックバージョン260RS」を投入。
スポーツワゴンとしてのステージアのブランドイメージを大きく向上させることに貢献した。
スタイリングは、直線を多用したアクのあるデザインで、少し古くささもあるが、いい意味で日産らしさが感じられ、ボディの大きさを活かしてラゲッジスペースは1475リットルにまで広げられる(リヤシートを倒した場合)。
内装もスカイライン・ローレルの上級モデルと同等のクオリティで、スカイラインベースなのでチューニングパーツも豊富。
大柄なボディなのにキビキビとスポーティに走れ、快適・便利に「走り」を加えたワゴンとして、2001年の生産終了までに13万台以上売れたヒット作となった。
いま振り返ってみても、初代ステージアC34はなかなかの名車といっていいだろう。