R33スカイラインとプラットフォームは同じ! 当然FR駆動!! クルマ好きが「アガりまくる」スペックの初代ステージアはまごうことなき名車だった (2/2ページ)

GT-Rのパワーユニットを搭載したまさにGT-Rワゴン

 1997年には、R33スカイラインGT-Rのパワートレインをそっくり用いたハイパフォーマンスワゴンの極み、「オーテックバージョン260RS」を投入。

日産ステージア「オーテックバージョン260RS」のフロントスタイリング

 スポーツワゴンとしてのステージアのブランドイメージを大きく向上させることに貢献した。

 スタイリングは、直線を多用したアクのあるデザインで、少し古くささもあるが、いい意味で日産らしさが感じられ、ボディの大きさを活かしてラゲッジスペースは1475リットルにまで広げられる(リヤシートを倒した場合)。

 内装もスカイライン・ローレルの上級モデルと同等のクオリティで、スカイラインベースなのでチューニングパーツも豊富。

 大柄なボディなのにキビキビとスポーティに走れ、快適・便利に「走り」を加えたワゴンとして、2001年の生産終了までに13万台以上売れたヒット作となった。

 いま振り返ってみても、初代ステージアC34はなかなかの名車といっていいだろう。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

愛車
日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
趣味
-
好きな有名人
-

新着情報