この記事をまとめると
■自動車メーカーはロゴの入ったさまざまなグッズを展開している
■グローバル企業である日産は各国のオリジナルグッズが存在する
■日産が日本のサイトで紹介したJMSで来日した世界各国のスタッフが持ち寄ったグッズを中心に紹介する
クルマとは関係のないグッズも販売している
自動車メーカー各社はクルマそのものを販売するだけでなく、さまざまな雑貨やアパレルなどの「オリジナルグッズ」も、ディーラーや公式サイトを通じて販売している。また、売り物のほか、何らかのイベントなどを記念して無料で配られる「ノベルティグッズ」というのもあるだろう。
お気に入りの自動車メーカーや車種のロゴが入ったグッズ類は、なんだかんだでけっこう欲しくなってしまうもの。かくいう筆者も、東京都三鷹市にあるSTI(スバルテクニカインターナショナル)の自販機で売られている「STI MITAKA」というネームが入ったTシャツを思わず購入してしまった経験がある。
で、大手自動車メーカーというのは、いまや極めてグローバルな存在であるため、販売される車種のラインアップが国や地方によって違っている場合も多いのはご承知のとおり。……ということは、各社のオリジナルグッズやノベルティアイテムも、日本のそれと海外のそれとではけっこう違うのではないか? ということで日産を例に調べてみたところ、やはり国によってけっこうな違いがある模様。クルマだけでなくグッズにも、「お国柄」は自然と現れているのだ。
たとえばこちらは、英国日産の社員がジャパンモビリティショー2023の際にイギリスから持参した「EV36Zero」のマウスパッドとストラップ。「EV36Zero」は、欧州におけるカーボンニュートラルの実現に向けた、世界初の電気自動車生産ハブ。日本では手に入らないマウスパッドとストラップだが、もしも筆者が日産リーフ日本仕様のオーナーであったなら、このマウスパッドとストラップをさりげなく、しかし微妙にこれ見よがしに使いたいところである。
そしてこちらは、日産カナダの社員が持ってきたスタイリッシュな保温機能付き水筒。これが彼の地で販売されているグッズか、それともノベルティかは不明だが、気温がマイナス40℃に達することもあるカナダの品だけあって、日本の日産が販売している「NISSANトラベルタンブラー」よりも強力な保温力を発揮するのではないかとにらんでいる。
こちらのジャケットはジャパンモビリティショー2023の際、メキシコ日産の従業員から内田 誠社長にプレゼントされたものとのことだが、右の肩口に貼られているメキシコ国旗と左胸付近の「NISSAN」という文字との組み合わせに、日本人としては素敵なエキゾチシズムを感じる。日本のNISSAN ONLINEで売られている黒いジャケットにメキシコ国旗を勝手に縫い付ければ似たようなモノにはなるが、左胸の「NISSAN inSIDERS」という文字は再現できないし、勝手に再現したら、たぶん怒られるだろう。