ドア形状が異なるエクスプレイはドレスフォーメーション非対応
年間で20セット程度出荷
では実際にドレスフォーメーションにはどれくらいの需要があるのだろうか? ダイハツ広報部に聞いてみたところ、年間約20セットが出荷されているそうだ。外装デザインを一気に変更する人もいるだろうが、フロントだけ、リヤだけといった需要もありそうだ。
また、これは憶測でしかないが、事故を機にドレスフォーメーションで修復したり、デザインを変えたりする需要もあるのではないだろうか? そのように考えるとドレスフォーメーションはさまざまな需要や活用方法がありそうだ。
そういえばエクスプレイは?
コペンの外装デザインといえばココまで取り上げたローブとセロのほかに多角形のブロック基調のデザインが特徴的なエクスプレイがある。エクスプレイのドレスフォーメーションは用意されていないのだろうか? という疑問もあるかもしれない。
じつはエクスプレイはドアの意匠が異なるため、外板の互換性がないのだ。そのため、エクスプレイへの外装デザインのチェンジやエクスプレイからほかのデザインへのチェンジは対応していないのだ。
現行コペンもモデルライフが長く、モビリティショーでビジョンコペンが披露されたように、次期型へフルモデルチェンジの噂が出てもおかしくない時期だ。もし、次期型へとフルモデルチェンジした際には、このドレスフォーメーションのような機能が残るのか? そして現行コペンのドレスフォーメーションは継続されるのか? これらにも注目したい。