シビックに「RS」が帰ってきた! タイプRは過激すぎ……なファンを満足させる「ガソリンエンジン+6速MT」の手頃なハッチ【TAS2024】

この記事をまとめると

■東京オートサロン2024が開催された

ホンダはプロトタイプ「CIVIC RS」を公開

■「CIVIC RS」はタイプRとノーマルシビックの間に存在するモデルとなりそう

6速MT装備のガソリンエンジン車!

 1月12日に開幕した東京オートサロン2024のホンダブースにて、世界初登場となったのは「CIVIC RS」と名付けられたプロトタイプ。

 ご存知の通り、シビックにはベーシックなガソリンモデルに加えて、2022年の春にハイブリッドモデル、そして同年9月にタイプRがラインアップされているが、今回お披露目された「RS」はまったく新しいシリーズとなる。

 残念ながら、詳細は一切公表されることはなかったが、広報マンに問い詰めたところ「6速マニュアル装備のガソリンエンジン車」ということだけを教えてもらった。

 立ち位置としては、タイプRよりもよりマイルドなミディアム・スポーティモデルになるらしい。今や、タイプRは過激なスポーツハッチとして孤高の存在。ノーマルのシビックとタイプRの間を埋める、日常使いのスポーツセダンとして登場したのがシビックRSである。

 外観を一目みた限りでわかる情報といえば、ホンダのスポーツモデルを表すRSバッジと、リップスポイラーやアルミホイールなど。見たところ車高もノーマルと変わりはなさそうで、派手なエアロはない。控えめながらスポーツモデルであることを主張するのみにとどまっており、街なかの景色にも溶け込んでくれそうだ。

 前述の通り、パワーユニットに関する情報は一切公表されていないが、現行の1.5リッターガソリンターボが182馬力を発生しているから、この数値を上まわる出力となるのではないだろうか?

 ホンダらしい吹き上がりの良さを感じさせるガソリンエンジンを、6速のマニュアルトランスミッションで操るミッドサイズのスポーティハッチバック。こんなシビックを待っていた! という声が聞こえてきそうな新シリーズは、2024年秋の発売が予定されている。


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