ドリ車からオフローダーまで6台を展示! D1ドライバーもずらり揃うトーヨータイヤブース【TAS2024】

この記事をまとめると

■東京オートサロン2024が開催

■トーヨータイヤのブースについて紹介

■最新タイヤを装着した6台を展示

ステージにはD1グランプリのトップドライバー達が登壇

 毎年、エキサイティングなカスタムカーやショーカーの展示で大人気のトーヨータイヤ。今回も大挙6台もの展示で、それぞれ同社が誇る最新タイヤを装着。カスタムの夢を広げるのはもちろん、実質的なタイヤチョイスのヒントとなることは間違いないだろう。

 まずはドリフト競技向けにチューンしたスポーツタイヤのPROXES R888 R Driftは、トヨタGRカローラのD1グランプリ向けのマシンに装着された。徹底的に走りの性能を追求し、高いドライグリップ性能と優れたトラクション・コントロール性能を実現。加えて、主にドリフト競技向けにスペックをチューンされたタイヤである。

 そして、オープンホイールのど迫力バギーレーサーに装着されたのが、Open Coutry S×S。レース用に開発されたOPEN COUNTRY M/T-Rの性能とデザインの特徴をSIDE ×SIDE車両用に設計したタイヤ。マシンは水素燃料実験車HySE-X1で、技術研究組合 水素小型モビリティ・エンジン研究組合「HySE」が、大きな気温差、負荷変動等の複合条件下で、パワーユニットやストレージなどの課題を把握し、今後の研究テーマを抽出するために製作したマシンだ。次世代モビリティを見越したトーヨータイヤのテクノロジーをぜひ目に焼き付けてみてはどうだろう。

 また、スポーティなSUVで本格的なオフロードを走りたいというユーザーなら、OPEN COUTRY A/TIIIに注目したい。オンロードも、オフロードもさまざまな地形と気象環境を走破する本格オールテレーンタイヤで、しっかりと路面を掴むラージトラクションブロックを配し、快適性と力強さを両立させながら、よりタフでワイルドなデザインに進化している。

 展示にとどまることなく、トーヨータイヤはステージコンテンツも充実している。ドリフトドライバーのマッド・マイク選手によるトークショーをはじめ、D1グランプリのトップドライバー達が2023年の活躍を映像とともに振り返りながらレース秘話などのおもしろエピソードを披露する。

 最新のタイヤと、そこにマッチしたマシンの共演に加え、多彩なステージコンテンツが繰り広げられるトーヨータイヤのブースは、オートサロン随一の充実ぶりといっても過言ではないだろう。


石橋 寛 ISHIBASHI HIROSHI

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三菱パジェロミニ/ビューエルXB12R/KTM 690SMC
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DJ(DJ Bassy名義で活動中)/バイク(コースデビューしてコケまくり)
好きな有名人
マルチェロ・マストロヤンニ/ジャコ・パストリアス/岩城滉一

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