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デコトラ乗りが集う「アートクラブ」って単に愛車自慢のオフ会じゃなかった! 社会貢献までしている活動実態とは (1/2ページ)

デコトラ乗りが集う「アートクラブ」って単に愛車自慢のオフ会じゃなかった! 社会貢献までしている活動実態とは

この記事をまとめると

■トラックをド派手にカスタムするデコトラ

■デコトラ界には「アートクラブ」というものが存在する

■「アートクラブ」の実態や活動内容について紹介

デコトラ愛好家のオーナーズクラブ

 トラックを綺麗に派手に飾るカスタマイズはデコトラと呼ばれ、すっかり国内外から認知されている現在。そして、デコトラ界でよくあるのが「アートクラブ」。「アートクラブ」と聞いても、正直どんな活動をしているのかよくわからない。そこで、アートクラブの実態や活動内容を紹介してみよう。

 アートクラブとは簡単にいうとデコトラ愛好家のオーナーズクラブ。乗用車でのオーナーズクラブと同様に、デコトラという共通の趣味趣向をもった愛好家たちによる親睦会だ。

 このアートクラブの起源は、1975年に公開された東映の映画『トラック野郎』の製作発表会で全国哥麿会が発足したことだろう。同会は、独自のボランティア活動のほか、当時は出演車両の手配など、映画製作に全面協力している。それから約半世紀を経たいまでも、最大規模の全国哥麿会を筆頭に、100を超えるアートクラブが存在しているのだ。

 全国に点在するアートクラブの活動内容はさまざまだ。とくに目玉はアートトラックイベントを開催し、自慢のデコトラを披露する場を設けること。年に一度の自クラブのイベントに向けてデコトラをカスタマイズしていくクラブメンバーも多いようだ。

 イベントでは参加者にチャリティを募り、交通遺児の支援機関に募金の贈与も行っている。また、列島各地での災害には見舞い金や炊き出しなどの復興支援で、社会貢献に功績を残しているクラブも多い。

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