これはバカ売れ必至か!? ホンダの大注目コンパクトSUV「WR-V」がついに販売スタート

この記事をまとめると

■ホンダのコンパクトSUV「WR-V」の販売が始まった

■もともとはタイなどの新興国で展開されていたモデルで、それを日本に輸入する形となる

■サイズからは想像できない広い車内と荷室空間を持ち、ガソリンエンジンのみの展開となる

話題のコンパクトSUVがついに販売スタート!

 フルモデルチェンジを敢行し3代目となったホンダN-BOXは、先代モデル同様に大ヒット中だ。しかし、ホンダからもう1台大ヒットモデルになるかもしれない話題のコンパクトSUVがこの冬登場した。

 それが、今回紹介するWR-Vだ。同車は、タイなどの東南アジアで販売されているコンパクトSUVを日本へ展開するという逆輸入車というキャラクターが大きな特徴となっている。

 WR-Vのグランドコンセプトは、「VERSATILE FREESTYLER(バーサタイル フリースタイラー)」としており、「VERSATILE」は、多様なライフスタイルやニーズに適応できること、「FREESTYLER」は、さまざまな制約を乗り越え、自由に自分らしいスタイルで生きることをそれぞれ表現するという意味を持つ。

パッケージングの特徴としては、すべての人が安心して運転できるSUVを目指し、運転する人の「走る・曲がる・止まる」の意思に対し、的確に反応するハンドリング性や車体の安定性、快適な乗り心地を追求している点が光る。

 パワートレインは、静粛性と高出力を両立した1.5リッターDOHC i-VTECエンジンを搭載し、CVTは、ドライブ・バイ・ワイヤとCVTの協調制御「G-design Shift」を採用。リニアな加速フィールを追求した。また、加速時や減速時のステップシフト制御を採用するなど、CVT制御をWR-V向けに最適化し、あらゆる面で快適なドライビングを実現する。いまどき珍しい純ガソリンモデル1本のラインアップだ。

 シャーシは、「FIT(フィット)」をベースとし、電子制御パワーステアリングやサスペンションをWR-V向けに最適化。優れた直進安定性と乗り心地を追求し、2650mmのロングホイールベースとしている。

 エンジンマウント類の配置やサイズの最適化によりエンジンの振動を低減しているほか、ロードノイズの低減のための遮音や吸音対策を行うことで、i-VTECエンジンの気持ちの良いサウンドを提供しながら、静かで快適な室内空間となっている。

 また、運転席の前方見下げ角を大きくすることで、車両前方の距離感をつかみやすくしているのもホンダらしい仕立てだ。

 後席は、1クラス上のゆとりある空間を目指し、頭上空間の広さを確保。さらに、ドアライニングの下部や前席シートバックの形状を工夫することで、乗り降りがしやすく、ゆとりのある足元空間を実現するという、ホンダらしい車内空間の造形とした。

 荷室は、後席からの荷室長を確保し、壁面をフラットに近い形状にしたほか、床下収納を設けたりしたことで、クラストップレベルとなる458リットルを実現。コンパクトSUVならが広いラゲッジを確保している。

 最低地上高は、こちらもクラストップレベルとなる195mmとし、未舗装路や段差を走行するストレスを軽減し走りの自由度を高めているところも注目だ。

 グレードは「X」「Z」「Z+」の3モデルを展開し、価格は209万8800〜248万9300円となる。全車にフロントワイドビューカメラと前後8つのソナーセンサーを用いた「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を標準装備する。

 ありそうでなかった魅力的なコンパクトSUVとなっているので、このクラスのクルマを狙ってた人は必見の1台だ。


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