この記事をまとめると
■「メルセデス AMG C 63 S E PERFORMANCE」に特別仕様車が登場
■「メルセデス AMG C 63 S E PERFORMANCE F1 Edition」というモデル名で販売される
■右ハンドル80台、左ハンドル20台の合計100台が準備される
通常では選べないスペシャルマシン現る！
いま、日本でもっとも人気な輸入車ブランドといえば、ドイツ御三家の一角、メルセデス・ベンツ。同社では、コンパクトなAクラスからミニバンのVクラス、SUVのGLシリーズ、数年後まで買えないほど人気なGクラスなどなど、多彩な車種に溢れているほか、EQシリーズというEVモデルも多数ラインアップしている。どんなライフスタイルにも合う車種が展開される高級車の代名詞的存在でもある。
そんなメルセデス・ベンツのハイパフォーマンスなモデルを担う部門「AMG」が、今回スペシャルなマシンを限定でリリースしたのでお伝えしよう。
今回は、初のPHEVシステムを搭載した話題のCクラスセダンのスポーツモデル、「メルセデス AMG C 63 S E PERFORMANCE」に、特別仕様車として「メルセデス AMG C 63 S E PERFORMANCE F1 Edition」を用意した。
これは、「C 63 S E PERFORMANCE」をベースに、外装色に通常モデルでは設定がない特別色 「アルペングレー（ソリッドペイント）」を採用し、AMGロゴとグレーからブラックへのグラデーションからなる専用デカールが施されているのが大きな特徴だ。
また、サイド、前後エプロンにレッドのトリムラインをアクセント採用。
今回は、F1をサポートするメディカルカーを踏襲するように、20インチAMGアルミホイール（RRS）にもレッドのリムフランジを施したものを採用する。 フロントおよびリヤエプロンの大型フリックやリヤディフューザーなど、空力特性を向上させるAMGエアロダイナミクスパッケージと、フロントスプリッター、ドアミラーカバーなどのトリム部やエグゾーストエンド、AMG専用グリル、バッジ等をブラックに仕上げるAMGナイトパッケージも標準装備とした。
さらに、「AMG」の文字が入ったクローム シルバーの給油口キャップが特別感を演出。 AMGロゴがエンボス加工されたヘッドレストやレッドステッチを施したブラックナッパレザーのAMGパフォーマンスシートやレッドシートベルトがブラックとレッドのコントラストを特徴とした特別装備も採用される。
そのほかにも、AMGカーボンファイバーインテリアトリム、F1 Edition専用フロアマットとF1 Edition専用インドアカーカバーも装備されている。
メカニズムなどはベースとなった「C 63 S E PERFORMANCE」と共通だ。
左ハンドル20台、右ハンドル80台の合計100台限定での販売となり、価格はどちらも1835万円となる。
電動化を残念に思ったファンも一部ではいるようだが、そんなことはどこかに忘れ去られてしまうほど、今回の「C 63 S E PERFORMANCE」は、パフォーマンスは高く、AMGの名に相応しい1台となっている。
F1由来のコーディネートがされた特別な1台、ぜひ手に入れてレーシーな雰囲気を少しでも味わってみてはいかがだろうか。