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いくら納期が長くてもやっぱり「妥協」はダメ!? 本命じゃない「短納期車」を選んで後悔するケース5つ (2/2ページ)

いくら納期が長くてもやっぱり「妥協」はダメ!? 本命じゃない「短納期車」を選んで後悔するケース5つ

この記事をまとめると

■クルマの買い替えにおいて即納車の車種を選ぶケースで後悔したことを紹介

■よく調べなかったがゆえに買った後に後悔がいくつも出てきてしまうケースがある

■納期の速さだけを重視したクルマ選びは必ずしも良いものではない

納期遅延でやむなく短納期車を購入して後悔しないために

 ほんの7〜8年前までは、新車の納期というのは通常で1カ月〜3カ月程度、とても人気のある車種で半年〜1年程度かかるというのが一般的でした。だから、そろそろ愛車が車検だから、買い替えようかなと新車を買いに行っても、車検切れまでには納車が間に合っていたのです。

 でもいまは、それだとまったく間に合わない車種がほとんど。車検が切れる1年前には次の新車をオーダーしておかないと、無駄なく乗り換えができないという非常事態になっています。現在は納期が半年ならまだ早い方で、1年から数年後という車種が多い状況。そこで、急いで欲しい人は中古車を探したり、稀に出てくる「即納車」に絞って購入を検討することになってしまいます。

 もちろん、何でもいいから早く欲しい、というならそれでもいいと思います。でも、本当はすごく欲しいクルマがあったのに、納期が長いのであきらめて即納車を買ったという人に話を聞くと、いろんな「後悔」があることがわかります。

 ひとつめは、「せっかく新車を買ったのに心から喜べていない自分がいる」ということ。即納車のなかで、それなりに気に入る点が多い車種を選んだつもりでも、やっぱり「本当に欲しかったクルマではない」という気持ちが消えることがなく、街なかで本命だったクルマとすれ違ったり、駐車場でたまたま本命が隣りに停まっていたりすると、「あーあ」というため息が出てしまうことがあるそうです。

 やっぱり、本当に欲しいクルマがあるなら、待ってでも購入したほうがよかったと後悔する人が多いということでしょう。

 ふたつめは、なぜもっと早く情報収集をして、行動に移さなかったのだろうという後悔です。半導体不足による影響や、コロナ禍による影響というのはニュースなどでも取り上げられていたので、新車の納期がどんどん長くなっていることはわかっていたはず。でもどこかで、自分が欲しいクルマはきっと大丈夫だろう、なんとかなるんじゃないか? という甘えや、たかを括っていた部分があったことを後悔している人が多いのです。

 1年前にディーラーに出向いて話だけでも聞いていれば、もっと早く対処できたかもしれない、何度も通って懇意になっていれば、少しは融通してくれたかもしれない、と考えてしまうそうです。最近はチャットで相談できるメーカーも増えていますし、情報収集は早いに越したことはないということですね。

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