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フラッグシップSUVがついに待望の全車電動化! メルセデス・ベンツGLSシリーズがモデルチェンジを実施 (1/2ページ)

フラッグシップSUVがついに待望の全車電動化! メルセデス・ベンツGLSシリーズがモデルチェンジを実施

この記事をまとめると

■メルセデス・ベンツGLSがモデルチェンジを実施した

■全モデルが電動化を実施したことがトピックだ

■走りやソフトウェアの面で新機能を拡充し、走行性能が向上した

GLSが全車電動化!

 メルセデス・ベンツといえば、いまや日本で1番人気があるとも言われているドイツのプレミアムブランドで、その存在を知らない人はおそらくほとんどいないのではないだろうか。「高級車=ベンツ」という構図が出来上がっているように、プレミアムブランドの代名詞的存在でもある。

 そんなメルセデス・ベンツといえば、コンパクトカーのAクラスから、スポーツモデルのAMGシリーズ、さらには買えないほど大人気のGクラスなどなど、幅広いラインアップから多彩なモデルを選ぶことができるのもポイントだ。

 今回紹介するのは、そんなメルセデス・ベンツのなかでも最大サイズを誇るSUV、「GLS」のモデルチェンジに関する情報だ。

 先ずこのGLSについて簡単に説明しよう。このGLSは、メルセデス・ベンツのSUVを表す「GL」に、車格を表す「S」が付くモデルで、大人7名がゆったりと乗車できるゆとりあるボディサイズに、オンロード/オフ ロードを問わない優れた走行性能を備えているのが特徴だ。また、同社のなかでは最上級SUVとして位置付けられており、そのラインアップには、 GLS 450d 4MATI C(ISG搭載モデル)を中心に、GLS 580 Sports(ISG搭載モデル)、メルセデスAMG GLS 63 4MATIC+(ISG搭載モデル)を展開する。

 また、”超”がつくほどラグジュアリーな「メルセデス・マイバッハ GLS」という究極のラグジュアリーSUVも用意される。こちらはGLS 600 4MATIC(ISG搭載モデル)というモデル名だ。

 今回、エクステリアの面で改良が入ったのは、「4本の力強い水平ルーバーをあしらった新デザインのフロントグリル(GLS450、GLS580)」「さらなるスポーティさを強調する新デザインのフロントバンパーとエアインテーク(GLS450、GLS580)」「新デザインのホイール(GLS450、GLS580)」「新デザインのテールライト(GLS450、GLS580、GLS63)」と、4つの箇所となる。

 インテリアでは、GLSという大きな車格を生かした広い居住空間が自慢だ。たとえば2列目シートには、電動シートバックによる前後スライド機能を採用し、もっとも後方にスライドさせることでレッグルームが87mm拡大するほか、乗降性も向上する。40:20:40 分割可倒式バックレストや左右ヘッドレストの高さは電動調整式を導入する。 全モデル標準装備の3列目シート(ふたりがけ)は可倒式でありながら、身長194cmの乗員まで対応する本格的なものとなっており、よくある「おまけ感」のある3列目シートとは一線を画す。

 空調は、前席左右、2列目シート左右、そして3列目シートの空調を独立調整可能な5ゾーンクライメートコントロールとシートヒーターも標準装備している。

 なお、新型メルセデス・ベンツGLSおよびメルセデス・マイバッハGLSには、最新世代のステアリングホイールも採用し、操作性をより向上させている。GLS 63 には、AMGドライビングスイッチを備えたAMGパフォーマンスステアリングを装備する。

 GLSともなるとドアが非常に重くなるが、この乗り降りでドアを閉める際に便利な「ドアクロージング サポーター」を採用し、少ない力で開け閉めできるよう工夫されている。

 また、いままではGLS 580にしかオプション設定が無かった2列目左右のリラクゼーション機能やシートベンチレーター、ヘッドレストクッション等を追加する「ショーファーパッケージ」を GLS 450dとGLS 63にも今回からオプション設定された。

 オーディオ面では、Burmesterサラウンドサウンドシステムを全モデル標準装備としている。

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