この記事をまとめると
■2024年をもって生産が終了するアウディR8に限定車「R8クーペ・ジャパン・ファイナル・エディション」を設定
■日本市場のためだけに企画されたモデルで、販売台数は8台のみ
■R8クーペ・ジャパン・ファイナル・エディションは日本専用を感じさせる数々の特別な演出が施される
日本限定8台だけの特別なモデルでフィナーレを迎えるR8
アウディのレーシングカーの遺伝子を受け継ぎ、ダイナミックな走行を実現するハイパフォーマンスと日常走行における優れた乗り心地を兼ね備えたフラッグシップスポーツクーペとして2006年に登場したR8。過去17年に渡って進化を続けて来たR8が2024年限りで生産終了となる。
そんなR8の最終章を華々しく飾るモデルとして、8台だけの限定車「アウディR8クーペ・ジャパン・ファイナル・エディション」が発売されることになった。
アウディR8クーペ・ジャパン・ファイナル・エディションは、シンプルでエレガントな水平基調のボディの随所にカーボンパーツを採用し、エクステリアをストイックに引き締める「ブラックAudi ringsパッケージ」との組み合わせによって、比類なくパフォーマンスを象徴するモデルとして仕上げられている。
ボディカラーには、上質で柔らかな印象のアイビスホワイトマットを設定し、ハイパフォーマンスであることを暗示するセラミックブレーキのグロスレッドキャリパーとのコンビネーションにより、日本古来の紅白の華やかさを演出する。
足元にはもうひとつのテーマカラーとなっているゴールドに見立てたマットブロンズポリッシュトのアウディスポーツ製20インチアルミホイールを装備。
また、インテリアはブラックを基調にアラバスターホワイトとのツートーンカラーで統一し、アラバスターホワイトダイヤモンドステッチがアクセントとして車内を彩る。スポーツシートにはファインナッパレザー、ヘッドライニングとラゲッジコンパートメントライニングにはアルカンターラを採用し、上質な空間を作り出している。
ステアリングホイールは、標準装備の3つのコントロールボタンに加え、エンジンサウンドをコントロールするボタンを追加し、4コントロールサテライトのマルチファンクションとなった。また、ドアシルトリムには、8台の限定であることを示す数字と「JAPAN FINAL EDITION」の文字が刻まれる。
パワートレインは、R8クーペ・ジャパン・ファイナル・エディションのベースとなったR8クーペV10パフォーマンス 5.2FSI クアトロSトロニックと同様の5.2リッターV10で、最高出力620馬力、最大トルク580Nmのスペックに変更はない。
アウディR8クーペ・ジャパン・ファイナル・エディションは、限定8台、日本だけでの発売となり、価格は3508万円。なお、同車を制約したカスタマーには、シャシーナンバーを刻印した特別なメタルポートレートフレームが贈呈される。
日本のカスタマーのためだけに8台のみが用意されるアウディR8クーペ・ジャパン・ファイナル・エディション。日本専用であることを感じさせる数々の特別な演出に気分が高揚することは確実。手に入れることができる8名が羨ましい限りだ。