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最終モデルでも20年が経過しているのに残存率ヤバくないか!? ホンダ3代目ライフをしょっちゅう街で見かける理由とは (2/2ページ)

最終モデルでも20年が経過しているのに残存率ヤバくないか!? ホンダ3代目ライフをしょっちゅう街で見かける理由とは

この記事をまとめると

■Nシリーズが登場する以前はホンダの軽自動車は「ライフ」が主軸であった

■初代は1971年に登場し1974年に終売、1997年に復活した

■3代目モデルは安価で丈夫で使いやすいことからいまだに広く愛されている

もう20年以上前のクルマなのにめちゃめちゃ見かける!?

 Nシリーズ登場以前のホンダを代表する軽自動車といえば、ライフであったことに異論がある人は少ないだろう。

 初代モデルは1971年に登場し、まだまだ360ccの軽自動車は空冷式が多かったところに水冷式のエンジンを搭載。日本車として初めてタイミングベルトを採用するなど、先進的なモデルともなっていた。

 また、ファミリーカーとして使われることも想定し、4ドアモデルをホンダの軽自動車としては初めて設定したほか、ライフのプラットフォームを使用した商用車であるライフステップバンとライフピックアップもラインアップされていた。

 その後、1974年秋に生産を終了したライフであったが、1997年4月にトールワゴンとして再登場。翌年10月には軽自動車規格が改定されたこともあり、デザインはほぼ2代目の踏襲ではあるものの、ボディサイズを拡大した3代目が登場している。

 この3代目ライフは環境に配慮した低公害車ともなっており、2000年12月に追加されたターボモデルの「ライフダンク」も、ターボエンジン搭載車としては初めて運輸省(当時)の優-低排出ガス認定を取得したモデルとなっていた。

 そんな3代目ライフは、2003年9月に登場した4代目モデルと入れ替わりで生産を終了し、すでに最終型でも20年が経過している、ある意味ネオクラシックカーとなっているのだが、なぜだかまだまだ街なかで見かける機会が多い1台となっている。

 さすがに首都圏では見かける機会も減っているが、ちょっと首都圏から外れると、日常の足として愛用されている3代目ライフを多く見かけることができるのだ。

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