この記事をまとめると
■サーキットでの事故などが発生した場合には基本的には自己負担になっている
■誓約書にも明記されており、普段加入している自動車保険でも対象外の項目となっている
■「サーキット・レース保険」があるので走行前に加入すると良い
基本サーキットでの事故の補償は自分でやる
サーキットでのスポーツ走行も、昨今ではかなり身近になってきたが、サーキットで自分のスキルの限界、タイヤのグリップの限界、クルマの限界を試そうとすると、当然、そこにはリスクも生じてくる。
それはスピンであったり、コースオフからのクラッシュだったり、ほかの走行車両との接触だったり、エンジン、ミッション、ブレーキ、駆動系などのトラブル、ブローなどさまざまだ。
とくにクラッシュした場合、被害は大きく、自走で帰れなかったり、修復不能で全損扱いになることも珍しくはない。
こうしたクラッシュが起きたとき、単独事故でも他車との接触が原因でも、基本的にサーキットでのアクシデントは自己責任。
公道での事故のように、加害者と被害者で過失割合を決めるようなルールはなく、壊れたクルマはオーナーがそれぞれ自己負担で修理するのが大前提。
走行会などの申込書にもそうしたことは明記されているし、誓約書にサインした上でなければ、走行会や競技会にはそもそも参加できない。