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曲がりすぎる「メガーヌR.S.」を速く走らせるにはコツが必要! メディア対抗タイムアタックダービーに本気で挑んでみた (2/2ページ)

曲がりすぎる「メガーヌR.S.」を速く走らせるにはコツが必要! メディア対抗タイムアタックダービーに本気で挑んでみた

この記事をまとめると

■11月25日に袖ヶ浦フォレストレースウェイで開催された「R.S.アルティメット・デイ」のメディア対抗タイムアタックダービーに参加した

■スラロームではテストドライバーのロラン・ウルゴン氏に勝るトップタイムを記録

■本コースのタイムアタックでは惨敗し、WEB CARTOPチームは総合3位だった

ルノースポーツのテストドライバーであるウルゴン氏と対決

 真剣に勝ちにいった。

 ルノー・スポーツ(仏語はスポール)からシャシー開発のフィリップ・メリメ、同じくテストドライバーのロラン・ウルゴン両氏が登場。

「お久しぶり」という頻度で日本に飛来しているふたりに会うのは、筆者は富士スピードウェイのルノーイベント以来数年ぶり。日本がR.S.=ルノー・スポーツの重要な市場であることから、R.S.からアルピーヌにタイトルが変わる最後のモデル、メガーヌ4 R.S.のことをより深く広くルノーファンに知らせるための来日。

 聞けば日本での公道テストも積極的に行なったというメガーヌ4 R.S.。そこが気になったので、「日本のどの環境がテストに適しているのか?」と質問する。

 すると、路面のつなぎ目の段差や、路面のうねりだと言う。欧州はスペインもドイツ・アウトバーンも路面のつなぎ目は平らに整えられる。もちろん日本もソコは同じなので、おそらく日本の旧道などの橋のつなぎ目などを指しているのだと思う。確かに大きな段差の通過があり、スポーツサスとして強い衝撃を受けるそこを、メガーヌ4 R.S.として快適性を損なわずにいかにスポーツ性を高めるか、日本での公道テストがメガーヌ4 R.S.の個性を決めた。ちなみに3 R.S.までは欧州で開発。

 ロードカーとして日常使いの快適性に70%の特性を持たせ、30%がサーキットの超高速をこなすハンドリングと安定性、そして乗り味といったバランスは、ルノー・スポーツからアルピーヌに呼び名が変わっても変わらない。変わらない理由は、すでに20年の実績がある開発チームが引き続き担当するからだ。そもそも筆者が若い頃ルノーのスポーツモデルはアルピーヌルノーと名乗っていたから原点回帰である。

 さて「勝負」に向かったのは袖ケ浦フォレストレースウェイ。

 過去にもプレス対抗として本コースのタイムアタックで勝敗を決める試乗が行なわれた、その再現。そのときのWEB CARTOPチームは総合2位だったので、その雪辱を果し、お立ち台のセンターに立つべく「筆者は呼ばれた」!

 が、正直ジムカーナは得意ではない。コースレイアウトを覚えることは得意でも、スパッと早く切り込むステアリング操作が、サーキットのコーナーを最小舵角で曲がることを主体に育った者には体質的にできなくなっている、という意味だ。

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