911にGR86にロータスエキシージも大暴れ! 意外にも「全高が低いクルマ」がラリーで走りまくっていた (2/2ページ)

全日本ラリーでも低全高モデルが活躍中!

 近年になって低全高のラリー競技車が活躍するようになったきっかけが、2011年に二輪駆動車向けの車両規定「グループR-GT」が設立されたことだろう。2015年からは同規定を対象にしたFIA R-GTカップがWRCやERC(ヨーロッパラリー選手権)のターマックイベントで併催。これに合わせて「アバルト124 R-GT」や「ポルシェ997 GT3 RS」、「ロータス・エキシージR-GT」、「アルピーヌA110 R-GT」などのスポーツカーがラリーシーンで活躍するようになった。

 さらに、全日本ラリー選手権に目を向けると、JN3クラスでは「トヨタGR86」/「スバルBRZ」などFRクーペが活躍しており、いまもなお、国内外のラリーシーンで低全高のスポーツモデルが活躍しているのである。


廣本 泉 HIROMOTO IZUMI

JMS(日本モータースポーツ記者会)会員

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