メーカーオプション相当の装備が後付け可能で便利だし価値も上がる! 「KINTO Unlimited」のプリウス向け新サービスが画期的すぎた (1/2ページ)

この記事をまとめると

■「KINTO Unlimited」で展開されているプリウスUグレード向けのサービスを拡充

■12.3インチディスプレイオーディオと自動防眩機能付きインナーミラーを追加できる

■1台のクルマに長く乗るライフスタイルが増えてきたことによる画期的なサービスだ

KINTOが「痒いところに手が届く」サービスを展開

 12月6日。KINTOのプリウスにアップグレードキットの第2弾として12.3インチディスプレイオーディオと自動防眩機能付きインナーミラーが追加された。通常ならばメーカーオプションとなるアイテムたちだが、アップグレードとはどういうことなのか? これまでのクルマの買い方とは異なるオプションの選び方について紹介していく。

アップグレードできるってそもそもどういうこと?

 今回対象となったのは「KINTO Unlimited」で展開されているプリウスのUグレードだ。「KINTO Unlimited」は、2023年1月に発売されたこのプリウスのUグレードから始まったサービス。これまでのサブスクリプションサービス「KINTO」にプラスして、納車後にソフトウェアとハードウェアのアップグレードによる進化と運転データを活用したコネクテッドな見守りが付加価値として加えられている。

 今回は、前述した12.3インチディスプレイオーディオと自動防眩機能付きインナーミラーが、新たに納車したあとからアップグレードの一部として装着できるようになった。装着に関しては、追加費用を一括で支払うか、月々の費用にプラスして支払うかのふたつから選ぶことが可能となっている。

アップグレードレディ設計

 そもそもこれまでメーカーオプションであり、納車後の装着が基本的にはできなかったアイテムたちがなぜ装着できるようになったのか? それはアップグレードレディ設計にある。アップグレードレディ設計とは、ユーザーの手元に渡ったあとのアップグレードを見越して、あらかじめ車両内部のハーネス類はグレードごとにわけるようなことはせずに、全グレード基本的に共通の設計となっていることだ。これを採用することにより、短時間でのメーカーオプションの施工が可能となった。

 つまり、今回のように後からメーカーオプションを装着することも可能になることはもちろん、将来的なことを考えると、オプション選択の自由がエントリーグレードにも広がる可能性がある。


西川昇吾 NISHIKAWA SHOGO

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