この記事をまとめると
■クルマと眠気の関係性について紹介
■車内に二酸化炭素が充満すると眠気を誘発するので、換気が大切だ
■血糖値が上がる食べ物を避けるほか、仮眠をとったり身体を動かすことも眠気防止に有効だ
どうしてクルマに乗っていると眠くなる?
運転中に眠たくなってしまう……多くの人がそんな経験をしたことがあるのではないだろうか? また、普通に過ごしていれば眠たくはならないのに、運転したり車内にいたりしたら眠たくなることを不思議に感じた人もいることだろう。その理由はどこにあるのだろうか? 今回はクルマと眠気に関して紹介していこう。
クルマで眠くなる理由
眠気の理由はさまざまだが、居眠り運転の原因はほとんどが疲労と睡眠不足によるものだ。疲れているときや睡眠が十分でないときは運転を控えることが重要だ。しかし、現実問題として「疲れたから乗らない」と言うのは簡単だが、仕事中だったりすればそうはいかない。
また、高速道路だと眠気を感じやすいと思い込んでる人も多い。じつはこれ、思い込みではなく正解。高速道路はハンドル操作が少なく、景色が単調であるため眠気を誘いやすいのだ。これは筆者の経験上であるが、トラックの後ろで長時間走っていると通常の高速道路走行よりもさらに景色が変わらないため、より眠気を増加させる印象がある。
さらに、クルマ特有のゆったりとした振動も眠気を感じる理由と言われている。電車に乗っていると眠くなるケースがあるが、それに近い。そのほか、車内特有の環境原因と言えば二酸化炭素濃度だ。二酸化炭素濃度が上がると人は眠気や頭痛、倦怠感を感じ始めると言われている。締め切った車内で人が息をすれば、二酸化炭素濃度は必然的に上がってしまうのだ。
このような原因からクルマに乗ると眠気を感じやすくなる。