いつの時代も心に刺さるのはやっぱりスポーツモデル!? JMSのコンセプトカー「SNSでの反響」が大きかったクルマをチェックしてみた (2/2ページ)

スポーツカー関連の注目度がまだまだ高い

BYD U8

 伝統のスポーツカーを思わせるモデルたちが話題となっていたが、新興勢力であるBYDも多くのリアクションを得ていた。とくに目立っていたのが大型SUVのU8だ。このU8は高級ブランドラインであるヤンワンからリリースされる予定で、全長5.3m超、全幅2m超、総出力1100馬力で、0‐100加速は3.6秒という超弩級のSUVとなっている。

 大きさやスペックだけでなく、水陸両用なのも驚かされるポイントだ。水深1~1.5m程度まで走行可能で、それより深い水深になると浮上して進んでいくというメカニズムになっているとのこと。あらゆる部分で先進的な驚きを隠せないモデルということ、そしてそんなモデルを海外の新興メーカーが作ってきたことが大きなトピックとなっていた。今後の展開から目が離せない。

その他

 そのほかにも1.3リッターエンジン搭載のFRレイアウトで披露された「ビジョンコペン」、トヨタのBEVスポーツカー「FT-Se」など多くモデルが話題となったが、全体的にSNSなどでの反応を振り返ると、コンセプトモデルながらスポーツカーに関する注目度が高かった印象だ。

 市販化するにあたってはどのモデルもまだまだ難しいポイントがあるが、それだけクルマ好きはスポーツカーに夢を見ているし、メーカー側も作りたいという意思の表れが合致したショーとなったと言えるだろう。今回のショーでの反応を各メーカーがどのように反映していくかにも注目したいところだ。


西川昇吾 NISHIKAWA SHOGO

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マツダ・ロードスター(NB8C後期型)/ボルボV40 T4
趣味
スポーツ走行、写真撮影、ネットラジオ鑑賞
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