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納車が年単位待ちの超人気車も発売と同時に乗ってる人はいる! いの1番にクルマを手に入れるには「見る前にハンコ」だった (1/2ページ)

納車が年単位待ちの超人気車も発売と同時に乗ってる人はいる! いの1番にクルマを手に入れるには「見る前にハンコ」だった

この記事をまとめると

■コロナ禍以降、新車納期遅延は収まりつつあるも完全解消には至っていない

■納期遅延中となっていながらも新型車にいち早く乗れている人も存在する

■新車をいち早く手に入れる方法をディーラーの営業スタッフに直撃した

発表とほぼ同時に新車をゲットできてる人は何をしている?

 コロナ禍以降、新車の納期遅延が多く発生している。のんびり待てる人ならいいが、愛車の車検が迫っている人にとっては、頭の痛い話である。なにしろ、最近では各自動車メーカーの車種ごとのページには、「工場出荷時期目処」なんていう注意書きがあり、クリックして覗いてみると、とんでもないことになっている車種もあるのだから……。

 トヨタ車の例を挙げれば、11月7日時点のヴォクシー&ノアは6カ月以上とある。これは6カ月ではない、それ以上納期がかかることもあるという説明だ。

 いま、大人気のプリウスに至っては、納期が記されていない。その下には、以下の文面が並ぶ(一部割愛)。

「コロナ感染の拡大並びに世界的な半導体部品不足により、現在、多くの車種で生産遅れが発生しております。コロナ感染につきましては、各職場・仕入れ先に対し、感染対策を徹底して参るとともに、部品調達につきましても、幅広く部品・半導体メーカーへの協力の呼びかけをして、他地域での生産をするなど、全力で部品の供給確保に努めてまいります。既にご注文をいただいたお客様におかれましては、車種によっては当初予定の納期に間に合わない場合がございます。また、現在車両の購入をご検討中のお客様におかれましては、車両のお届けに通常以上にお時間を頂戴する場合がございます。1日でも早くお客様のお手元に車両をお届けできるよう、最善を尽くしてまいりますので、ご不便、ご迷惑をおかけいたしますが、今しばらくお待ちいただきますよう、よろしくお願い申し上げます」

 である。ただし、併記として、Uグレード、つまりサブスクのKINTOの利用なら1.5~2カ月程度で納車されるともある。

 ただ、サブスクにはいろいろと制限があるから、できれば普通に販売店で買いたいという人も少なくないはず。犬とドライブするのが日常のわが家なら、「ペット乗車禁止」という条件から、KINTOでは注文したくてもできなかったりするのだ。罰則があるわけではないが、返却時、ペットを乗せていることが判明すると清掃代を取られるとのこと。もっとも、これはフツーに買ったクルマを下取り、買取りに出した際、ペットの乗車がバレると清掃代を取られるので、同じと言えば同じだが、「ペット乗車禁止」の文言は気になるだろうし、整備の際にも気遣うことになる。

 話を新車の納期に戻すと、ホンダ車の場合、ステップワゴンだとガソリン車が半年程度、e:HEVと呼ばれるハイブリッド車は4カ月程度、最新のZR-Vのe:HEVモデルは10カ月程度となり、人によっては「10カ月も待てない!!」ということになるだろう。いまの愛車の車検が迫っていれば、なおさらである。

 また、スバル最新のレヴォーグレイバックを見てみると、トヨタ同様の説明に加え、「一部のアクセサリー用品についても生産に遅れが生じているため、ご注文を一時停止させて頂く場合や、納車時点での取り付けができず、一定期間お時間を頂く場合がございます」とある。

 とにもかくにも、新車をあまり待たずに買える時代ではないということだ。

 とはいえ、だ。新車の発表後、いち早く納車され、乗っている人もいる。プリウスだって、かなり前に納車されている例は、早期に街を走っている、目立ちに目立つ新型プリウスを見ればわかるだろう。

 そこで今回は、ディーラーマンに直撃。新車の発表、発売後、どうやったらいち早く新車に乗れるかを聞いてみた。すると、このWEB CARTOPやCARトップをはじめとする、自動車専門WEB、自動車専門誌が大きくかかわっていることが判明したのである。

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