メディアも知らない裏側に潜入! JMSのSUBARUブース舞台裏リポート (2/2ページ)

ついにプレスデーが開幕する!

10月25日9時30分:プレスブリーフィング

 報道者向けのブリーフィングは8時45分に同じ東ホールのトヨタからスタート。続いてメルセデス・ベンツ、マツダと15分刻みで行われ、9時15分にいよいよSUBARUの番となりました。各ブースのブリーフィングを見てまわるメディアの皆さんは、ひとブースずつぞろぞろと移動されています。しかし、SUBARUブースには8時過ぎから席を確保するために熱心なメディアが集まっていました。もちろん、そのなかにスバルマガジンが含まれているのはいうまでもありません。

 9時15分までのマツダのブリーフィングが終了すると、SUBARUブースには用意された席をはるかに上まわる数のメディアの人が集まってきます。そして、大崎社長のプレスブリーフィングが開始され、SUBARUの想いを伝えました。

 最後に現場を統括する国内営業本部宣伝課長の安室さんは、「SUBARUは『空』です。中島飛行機を祖業に持ち、現在も航空事業を手がけるSUBARUならではの新モビリティの未来を表現しました。2011年、2013年の東京モーターショーを担当してから、Japan Mobility Showに名称も変わって3度目のビッグサイト。10年来の変わらない最強メンバーと一緒に作りあげた、過去最高のブースが完成しました。豊田章男自工会会長から『トヨタとSUBARUどっちがお客さまが多いか勝負だな』とお声がけ頂きましたが、負けませんよとお答えしておきました。現場入りしてまもなく1週間が経ちますが、11月5日の会期終了まで全力で立ち会う予定です」とこのイベントへの強い思い入れと気概を感じさせるひと言を語っていました。

 オフィシャルデイの10月25日の午後に、瑶子女王殿下のご高覧がありました。スバルブースにいらっしゃったのは15時。ブース内に凜とした空気が張り詰めていました。

 カートでブースを回っている瑶子女王殿下と豊田章男会長に対し、大崎社長がブースの説明をしていました。SPが周囲を取り巻き、ピリピリとした緊張感が漂ってきます。

 17時からスバルスターズによる最初のプロモーションが予定され、直前まで台本を片手に読み合わせをしていました。

「来場されたお客様の笑顔を見たい」。そのために1年以上前からたくさんのスタッフが、わずか12日間のJMS SUBARUブースのために準備を進め、ついに来た本番。緊張しつつも期待を大きくし多種多様なスタッフ全員でお客様をお迎えする。舞台装置やコンセプトカーなどハード面ばかりに目が行ってしまうでしょうが、こういった「人」が「人」と接する機会としてSUBARUのメンバーがファンの皆さまをお待ちしていたと思います。

11月5日18時:フィナーレ&終礼

 いよいよ12日間の会期を終えようとする11月5日17時からスバルスターズによる最後のステージが行われました。

 多くのスバルファンが集まり、イベントの終了を惜しむかのように会場に蛍の光が流れていても写真を撮っている人がたくさんいらっしゃいました。

 他のブースより約15分遅れてSUBARUブースの終礼が始まりました。舞台上のモニターには、SUBARUブースで行われたリハーサルから終わりまでダイジェストが放映されました。おそらく、この映像は世の中に流れるものではなく、この場だけのものなのに終演直前まで撮影をしていたと思われるシーンが含まれ、見事に編集されていたのには驚きました。

 各スタッフへのねぎらいの言葉。感謝の言葉が述べられ、最後に記念撮影をして終了となりました。写真を撮るときの各スタッフは、だれもが達成感に満ちあふれた表情をしていたのは言うまでもありません。


新着情報