この記事をまとめると
■MINIクロスオーバーがビッグマイナーチェンジを敢行
■車名を欧州と同じ「Countryman」に変更している
■機能やデザインを一新し、ブランド初の「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」を搭載
人気のMINIクロスオーバーが全面刷新!
日本の輸入車のなかでもとりわけ人気が高いのがご存知「MINI」だ。イギリスで登場した初代MINIの愛くるしい雰囲気はそのままに、BMWが別ブランドとして展開しているモデルとなっており、ベーシックなクーパー、ワゴンモデルのクラブマン、SUVモデルのクロスオーバーを主な3モデルとして設定。ライフスタイルに合わせた幅広い選択ができるのが魅力だ。
ボディ形状は違えど、ひと目見ただけでMINIとわかるそのデザインは、先述したとおり、幅広い層に愛されている。
今回お伝えするのは、そのMINIのラインアップでもとくに人気が高い「MINIクロスオーバー」に関するニュースだ。と、言うのも今回はこのクロスオーバーがマイナーチェンジを実施し、エクステリアや機能を一新。さらには名前が変更となったのだ。詳しく見ていこう。
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まず車名だが、今回のモデルより英国などで使われている「Countryman(カントリーマン)」という名称に変更となったことが特徴だ。
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また、それに伴いエクステリアを一新している。サイズアップも行っており、よりSUVらしく、力強さを飛躍的に向上させた。さらに、エクステリアおよびインテリアの素材からクロームパーツやレザーを排除し、代わりに採用した新素材にはリサイクル・ポリエステルやリサイクル・アルミニウムを利用するなど、将来を見据えた次世代モデルになっているところも注目だ。
複雑な輪郭を描いた八角形のフロントグリルや、グラフィカルで印象的なフロントマスクはひと目見ただけでMINIとわかる雰囲気を残しながらも、先進性を感じさせる佇まいとなっている。ヘッドライトにはアダプティブライト、ハイビームアシスタントが標準装備されるほか、シグニチャーライトはフロントおよびリヤの点灯方法を3つのパターンから選択でき、その日の気分でカスタマイズが可能。
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Welcome/Goodbyeライトは、車両のキーを持った状態で車両に近づいたり離れたりすると、フロントおよびリヤのライトが点滅し、クルマが挨拶をするかのような楽しい機能も持っている。
サイドは、ミニマルな外観でありながら力強い存在感を放ちつつ、特徴的なデザインのCピラーは、車両後部のルーフラインを支えると同時に、車体全体に垂直方向の存在感を印象付け、さらにブラックルーフレールの装備によって引き締まった仕立てとなる。
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リヤは、全体を縁取る縦型のリヤライトとクリアな表面が特徴的なデザインとなっており、ワイドなスタンスと直立的な、SUVに相応しい力強いデザインとしている。
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